中堅上場建築会社に勤める知人がいます。
土木現場の工事監督なのですが、仕事で一日中パソコンの前に座っていることがけっこうあるのだそうです。
土木計算のパソコンソフトを活用したり、役所との折衝などもメールで行ったりするとのこと。
彼曰く「こんな時代が来るとは夢にも思わなかった」。
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世界的に、ここ10年ほどで急激に仕事のやり方が変わってきました。
阪神大震災は14年前の話ですが、その時は仕事でパソコンを使う人なんてほとんどいませんでした。
当然メールやインターネットなども未発達。
私も一生パソコンなど使わないだろうと思っていた一人です。
それが今やパソコンがなければ仕事にならない段階にまで来ています。
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着る物や身の回りのものは、すべてインターネットで購入しています。
本も新聞広告で気になったものはすべてインターネットで注文。
注文していた本が“どさっ”と届く時があるのですが、実はものすごくうれしい瞬間でもあります。
今のところ、読破する冊数より注文する冊数の方が上回っているので、書斎の本棚は「未読了」の本でいっぱい。
取得カロリーの方が、消費カロリーよりも多いとメタボになります。
書斎の本棚はちょっとメタボ状態。
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今やっている事業や商品を、いかにインターネットに適応させていくかを考えるのも大切ですが、インターネットに馴染む商品を扱う方向に事業を転換していくのは、もっと大切かもしれません。
不動産業だと「新築分譲マンション」や「マンスリーマンション」は、インターネットと相性がいいようです。
マンスリーマンションなど、従来の不動産屋的発想だと「空室を埋めるためにマンスリーマンションにする」なのですが、異業種から入った人は「人気のある物件のみ、マンスリーマンションとして借り上げる」という全く違った発想。
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もう一つの視点はインターネットは世界とつながっているという事実。
英語で発信していけば、一挙に商圏や世界は広がるはずです。
まだ具体的なイメージは浮かばないのですが、今後知恵を絞って考えてみることにします。