海外旅行の知恵

海外旅行へ行く時、まずどんな服装を基調にするかを考えます。
完全にリゾートっぽい旅ならカジュアルで。
具体的には綿パンにポロシャツ、そしてスニーカー。
格式のある一流ホテルでも、外国人のツーリストなら大目に見てもらえるのは日本でも同じ。
ただしキッチリしたレストランやコンサートでは、ドレスコードに引っ掛かるというもの。

ネクタイをしないまでもジャケットを着れば、それなりにキチンとした身なりになります。
ジャケットの下はやはりフォーマルなズボン。
靴はもちろん皮靴。
これならどんなところでも物怖じせずに入っていけます。
しかしながら街を歩き回るには、ちょっとシンドイのです。
先日も香港で皮靴で街を歩き回っていたら、足に豆が出来てしまいました。

カジュアルな服とフォーマルな服とを両方持って行けばいいのかもしれませんが、それでは今度は荷物が大変になるのです。
どちらかに基準を決めることが大切。
私は東京へ行く時は、カジュアルな格好はまずしません。
格がある場所や一流のお店に行きにくいからです。
ならば海外の大都市も同じ感覚でいいのでは?
また海外のホテルでは、その人の服装によって「値踏み」がされるような気がします。
きちんとした服装ならば、それなりの部屋に通され、ラフな格好ならば少しランクが下がる部屋に案内される…そんなこともなきにしもあらず。
少なくとも入出国の検査では、フォーマルな服装の方が煩わしいことが少ないことは、まず間違いありません。

フォーマルな雰囲気を保ちながら、フットワーク軽く歩き回れる服装をいろいろと考えてみました。
ジャケットを着ていると、少し格上の印象があります(ほかの人を観察していても、そんな感じがします)。
でも皮靴で歩き回るのは苦しい。
そこで先日、黒のスニーカーを購入しました。
一見皮靴のように見えるのですが、スニーカーなので非常に歩きやすいのです。
まさに秘密兵器。
次回の海外旅行はこの服装パターンでいこうと考えています。

海外旅行では、古い下着や靴下を持って行き、着たらそのまま捨てて帰ります。
帰りの荷物が少なくなり助かります。
また私は本を山ほど持っていくので、機動力が悪くて困っていました。
海外旅行だけでなく、例えば一泊二日で東京へ行く場合でも、本を5〜6冊持ち歩いていました。

この問題はどうしようもないなと思っていたのですが、最近あっさりと解決してしまいました。
英語の本を持っていくことにしたのです。
日本語の本だと1冊を30分で読んでしまいますが、英語だと3カ月かかるのです。
つまり英語の本だとせいぜい2冊持って行けば十分だということなのです。
何度も行っているうちに、だんだんとノウハウが蓄積されてきて、また要領も良くなっていきます。
ということで、次回65回目の海外旅行はいずこへ?