「時間食い」をカットしていこう

身の回りから「時間を食うもの」(仮にtime eaterと名付けます)を削除していかないと、時間がいくらあっても足りません。
以前にいくつか取っていた新聞を整理したところ、毎日20分ぐらいの時間が節約できたことがありました。
今まで何も考えずに購読していたわけですが、
大して情報を得るわけでもなく、ただいつもの慣習で読んでいたわけです。
そんなことがほかにもたくさんあるはず。

個人的に取っている雑誌類もその類(たぐい)かもしれません。
毎月いろいろな月刊誌を定期購読しているのですが、この際、更新の時期が来たら止めていこうと思います。
残すのは日本語だと『日経ビジネス』のみ。
日経ビジネス』は極めて優れた雑誌だと思います。
単に経済誌というだけでなく、企業家のスピリットのようなものを得ることがあります。

英語では今”TIME”と”Newsweek”と”The Economist”とを取っています。
以前なら真っ先に止めるべき雑誌の中に入ったかもしれませんが、最近ちょっと中身が読めるようになってきたのです。
英語力がアップしたのかもしれないし、世界情勢の理解力がアップしたのかもしれません。
英語の雑誌は、記事に興味があれば内容がよく分かるし、興味がなければさっぱり理解できません。
興味度と理解度とは完全に正比例します。

“TIME”や”Newsweek”が日本の雑誌でいえば、どのレベルのものになるのかはよく分かりません。
ただ外国の雑誌がどういったことに関心を持っているかだけはよく分かります。
TIMEやNewsweekの英語を読めるというのが、英語学習の一つの目安となっていることがあります。
ただ学生が読むには難しい。
なぜなら学生の頃は、世の中自体がもう一つよく分かっていないからです。
いずれにせよ、外国の雑誌が(勉強の)義務感でなく、楽しみで読めるようになりたいものです。

The Economist”はアメリカではなく、イギリスの雑誌。
中身は充実しており、世界の指導者層が読む雑誌だと聞いたことがあります。
竹村健一さんなども、けっこうこれからネタを拾っておられます。
The Economistは「ロンドン・エコノミスト」とも呼ばれているようです。
イギリス国内での購買数よりも、国外での購買数の方が多いというのも特徴の一つ。
イギリスは伝統的に外交が上手な国。
イギリスのメディアも、バランス感覚が優れているような気がします。
日本のマスコミだと、一つのことをエキセントリックに追求することがよくありますが、イギリスのメディアだと「いま世界で何が最先端か」や「何が問題になっている」かが、よく分かるような感じがします。

今日は雑誌の話で終わってしまいましたが、今後も気がつかないうちに習慣になってしまっている「Time eater(時間食い)」を取り除く努力をしていきたいと思います。