座右の銘を考える

今日は休日。
朝起きてカノンと散歩。
家に帰り、猛烈に眠くなり、そのままベッドへ。
まだ朝の9時。
目が覚めてから、そのままベッドで4冊ほど本を読んだら、もう夕方5時。
食事をするとまた眠くなり、またベッドへ。
睡眠充足のためだけの一日であったような気がします。

私がこれまでの中で一番勉強をしたのが、中学3年生の夏休み。
関西学院高等部を目指しての受験勉強だったのですが、1日10時間は寝ていました。
しかし1日10時間も寝ると、疲れを知らず勉強に集中できます。
知的生活には“たっぷり”とした睡眠が不可欠であることを忘れていました。

100歳までバリバリの現役で頑張ろうと思っているので、期間は十分。
ならば毎日の睡眠時間はたっぷり取っていこうと思うのです。
毎日倦まず弛まず(うまずたゆまず)コツコツと業績を積み上げていく。
睡眠を削らなくても「圧倒的な仕事量」をこなせるかもしれません。

「睡眠たっぷり、腹八分目」こんな簡単なことを忘れていました。
また有難いことに今は「睡眠たっぷり」が許される立場にあります。
なのに勝手に睡眠を削って、勝手に健康を害していました。

次回「一世塾」のテーマは「座右の銘」。
自分の座右の銘は何かを考え、場合によっては座右の銘を作ってみようというものです。
「睡眠たっぷり、腹八分目」もその中に入れようと思います。

ほかの座右の銘も考えてみたいと思います。
人生成功のコツは「仕事を楽しむ」。
「仕事が面白いと、この世の天国。面白くなければ、この世の地獄」は確かドストエフスキーの言葉だったと思いますが、まさにそのとおり。
実際にまわりを見ても、仕事を楽しんでいる人が成功している確率は相当高いわけです。
集中力や継続力を「頑張り」という言葉で表すとすると、私が目指すのは「おもろ頑張り」(「おもろい」は「面白い」の関西弁)。

その頑張りが自分のためだけで、世の中には害の方向に向くことも考えられます。
その場合は頑張れば頑張るほど地獄へ真っ逆さま。
それでは何のためにこの世に生まれてきたか分かりません。
「頑張り」は神仏の方向に向いていなければなりません。
私の場合、魂の傾向性は日本神道系。
そこで座右の銘は「高天原からのオモロ頑張り」。

神々が集われる高天原に、もう自分がまるで入っているような言い方で、おこがましい限りなのですが、精神世界では「すでに成就したように振る舞う」がとても大切なことだと、先日学びました(ブログを書いていてインスピレーションをいただきました)。
高天原からのおもろ頑張り」、うん、いいではないですか。
ほかには?

鍵山秀三郎先生の門下生であるからには、やっぱり「おだやかな生き方」を入れたいですね。
おだやかな言動、おだやかな人生。
若い時はなかなかこれが出来ないのです。
私も44歳の時に結核で4か月もの入院をするまでは、すぐに怒っていました。
おだやかな生き方をするには、年齢を重ねる必要があるのかもしれません。
ほかには?

“invigorate”という英語の言葉を20年ほど前に知ったのですが、出会った瞬間「これを自分のライフワークにしよう!」と思いました。
“invigorate”とは「元気づける・活気づける・鼓舞する・励ます」という意味です。
要は人を「やる気にさせる」。
ところが自分が落ち込んでいると、人をやる気にさせるどころではありません。
ここ20年ほどは自分を元気づけるのに精いっぱいで、人にまで力が及びませんでした。
でもこれからは違います。
根拠は全くないのですが、これが自分の得意分野で、またこれが自分の今世(こんぜ)の使命かもしれないという気がしてならないのです。

ということで私の座右の銘です。
「睡眠たっぷり、腹八分目」
高天原からオモロ頑張り」
「おだやかな生き方」
「invigorate」
あとは実践あるのみ。