『心と体のほんとうの関係。』(大川隆法・幸福の科学出版・1,500円

deguchi2008-07-04

一見すごく体力があるように見えるのに、けっこうカラダが弱いのが私なのですが、2度もの入院を経験し、病気に関してはかなりベテランの部類に入って来ました。
おかげで健康に関心を持ち始め、健康に関する本はよく読みます。
今までで最高に良かった「健康本」が本書なのです。

心の状態と体とは密接につながっているのは、誰でも分かることですが、本書は一歩踏み込んで霊的な影響のことにも言及しています。
例えば風邪を引いている人から風邪がうつる現象は、霊的な憑依現象と極めてよく似ていることを指摘。
それもそのはず、寒くなって死んだ虫たちの浮遊霊が引っ付いてくるからです。
ほかにも過去世と病気との意外な関係が説き明かされています。

具体的な健康法として「栄養・休養・運動」や「一定の金額を健康のために使うべし」や「体力と知力には相関関係がある」など、常識的にも納得できることも、もちろんいっぱい書かれています。
「内臓系統の病気の原因は、ほとんどがストレス」であり、ガンの原因もストレスが大半。
したがってガンの予防に「愛や反省や瞑想や光明思想」が極めて有効であることも述べられています。
例えば谷口雅春先生の本を読んで結核が治ったり、ガンが消えたりしたことはいろんな人の本にも書かれています。
実はこの本を読み出したときは私は胃が痛かったのですが、読み進めていくうちに治ってしまいました。

人間の体は細胞一つ一つがどんどん入れ替わっています。
1年前と比べると、ほとんどのものが全く別のものになっているのに、いつまでも具合の悪い体のままでいる。
それは「その状態の体を、自分がいつまでもつくりつづけている」以外の何ものでもないと言えるわけです。
「自分とは、こういうものである」という自己イメージが自分の体を作っている。
自分の将来だって、まさにそのイメージが作り上げていくに違いありません。
心がすべてを作っているのです。
私にとってはかなり面白い本でありました。