読破リスト英語版

関西学院の院長は外人女性であるグルーベル先生。
てっきりカナダ人だと思っていたら、アメリカ人でありました。
気品があって、しかも気さくで、学院の象徴である院長という役割にピッタリです。
普段は完璧な日本語をお話しになるのですが、ある会合でお祈りを英語でされたことがあります。
英語のお祈りはカッコいいですね。
日本人が英語でやるとイヤミだけれど、外人が英語でやると決まります。

英語がネイティブの外人でも、わかりやすい英語の人とそうでない人がいます。
グルーベル先生の英語は前者。
Well-educated English やsophisticated Englishはとても理解しやすいのです。
なぜなら言葉がlogicalだし、beautifulだし、interestingだからです。
私も人前で話すときは、外人でも理解しやすい話し方をするように気をつけたいと思いました。

そのグルーベル先生に「英語の本を読んでいきたいのですが、どんな本を読んでいけばいいのかアドバイスしていただけませんか」と尋ねてみました。
「日本語訳が出ている本の中で興味のあるものを取っかかりかりにしていけば」との答え。
ちなみに「ドラッカーを読もうとしたけれど、英語の文章は難しすぎて分からない」と言うと「確かにドラッカーの文章は少しクセがあり、分かりにくいかもしれない」とのことでした。
そのことを踏まえて、近い将来ドラッカーに再挑戦してみようと思います。

『読破リスト』を学生のときから記録していて、最近はブログにも掲載しているという話をすると「これからは英語の本の読破リストを作り、ブログに載せれば、世界中から見にやって来ますよ」。
これなかなかいいアイデアではありませんか。
世界中の読書人と接する機会ができるかもしれません。
日本人でも日本語の本をたくさん読んでいる人はそんなにいません。
英語の本をしっかり読んでいるネイティブになると、もっと確率が低くなるはずです。
本を読みこなせば英語的知的水準は、そこらのネイティブをあっという間に抜いてしまうのは間違いありません。

「英語の読破リストをブログで公開」というのは、私の語学勉強にとって、けっこう大きなモチベーションになりそうです。
最終目標は「英語の本を1日1冊」。
私にとっては考えるだけで「やる気」が出てくる目標になりました。
Thank you,Mrs.Grubel.