4. 『サブプライム後に何が起きているのか』(春山昇華・宝島社新書・648円)

ひょっとしたら世界経済は1929年に近い恐慌に向かっているのではないかという危惧があります。
少なくともアメリカ経済は、日本のバブル崩壊時と極めてよく似ています。
サブプライムはそのきっかけですが、今後それが及ぼす影響には目が離せません。
日本は直接的にはサブプライムの損害は少なかったのですが、それでも「みずほグループ」が3,500億円、野村證券は1,500億円もの損失を出しています。
今後の世界経済を見極めるためにも、サブプライム問題からは目が離せません。