海外への旅

言葉が少し話せるようになると、パッケージツアよりも個人旅行の方が、圧倒的に魅力ある旅になります。
私はいつも飛行機とホテルの手配だけをして海外に飛び立ちます。
個人旅行と団体旅行とでは、外国の空港についてからホテルの部屋に入るまで、2時間の差があるように思います。
それだけ個人旅行の方が動きが早く、時間的なムダがありません。

滞在中の予約は一切入れません。
何かの予約を入れてしまうと、それがプレッシャーになって“しんどい”のです。
時差もあるし、体調も万全でないかもしれないし、予約が負担になる可能性大なのです。

行った先の街をぶらぶらするのが楽しいですね。
海外旅行の醍醐味は非日常性。
現地の人たちにとっては日常であっても、旅人には非日常性。
私は一人旅も少なくないのですが、中年男性が一人異国を旅する時は、一眼レフのカメラ持参がおすすめです。
というより、カメラがないと「中年一人旅」はサマにならないのです。
最近は小さなデジカメの性能が良くなったのと、大きなカメラの重さが煩わしくなったのとで、一眼レフカメラは持って行かなくなりました。
カメラを持っていかない分、家族や友人を誘い、サマにならない一人旅を回避することが多くなりました。

一人で、もしくは少人数で、見知らぬ土地に降りたつ時の不安感。
それすら個人旅行の醍醐味の一つだと思うのです。
ただ治安の悪い国だけは、個人旅行はムリですね。
街を歩いていて強盗とぶつかるようなところにだけは行きたくないものです。

いま予定している海外旅行先は、ドイツのハンブルグ、スイスのジュネーブ、そして香港。
社内旅行は、会社の儲かり具合によって行く場所が違ってくるので、今のところ未定。
アメリカになるのか、ヨーロッパになるのか、アジアか、はたまた有馬温泉なのかはまだよく分かりません。

私自身が今後行きたい所を挙げてみます(こういうことを考えるときが、一番ワクワクします)。
まずはカナダのトロント
以前にトロント出身の若い男性に英語を習ったことがあり「トロントは国際都市。いろんな人種がいる」という話を聞きました。
カナダの東部へぜひ一度行ってみたいと思っています。

スコットランドエディンバラにも行きたいですね。
サッカーやラグビーの世界大会は、同じ英国なのにイングランドスコットランドウェールズなどが、違うチームとして出てくるという面白さ。
ロンドン以外のイギリスの顔も見たいものです。

ポルトガルもぜひ一度行ってみたい国です。
日本人の舌も満足させる料理のうまさも、行きたい理由の一つです。
お隣のスペインはおいしかったので、おおいに期待できるのではないでしょうか。
ヨーロッパを学生時代にリュックを背負って旅した人の話によると、一番良かったのがポルトガル
ポルトガルはヨーロッパの中でも遠いのですが、時間がかかっても行く価値があるのかもしれません。

あとはソウルのロッテホテルで韓国料理を食べ、陶器を買うこと。
台湾の故宮博物院を見学すること。
シンガポール投資信託を買うこと。
ドバイで世界のお金の流れを実感すること。
ドイツのロマンティック街道を車で移動すること(途中ローテンブルグは必ず立ち寄ること)。
一応行きたいと思ったところの「地球の歩き方」は、書店で全部買ってきました。