「悔いのない人生は?」を考えています。
44歳の時に結核で4ヶ月入院した時に、結核と分かるまでの数日は非常に体の具合が悪く、何の病気かも分からない故に不安も強く、このまま死ぬのかもしれないと思いました。
「死ぬのは仕方がないけれど、これだけ恵まれた立場にいながら、この程度のことしかできなかったのはまことに無念」と忸怩(じくじ)たる思いが強くありました。
その時に比べると、約10年たった今は「まっ、こんなもんか」とあっさりと死ぬことができるような気がします。