きのう「矢内正一先生を偲ぶ記念会」がありました。

矢内正一(やない・まさいち)先生は、戦後の関西学院中学部(中学校)の初代部長(校長)で、18年間の部長生活の間に、質的に間違いなく日本一の中学校にされた方です。
私の敬愛してやまない尾崎八郎先生も矢内先生の教え子、というより秘蔵っ子です。
今も関西学院中学部には、矢内イズムが連綿と流れており、ほんとうにすばらしい中学校だと思います。
礼拝堂の壁には、ぐるりと卒業生の名前を書いた銅版が、卒業年次ごとに貼られております。
私の息子は卒業生なので名前がありますが、私は高校から関西学院に入ったので、そこには名前がありません。
きのうほど、息子が羨ましく感じられたことはありません。