2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

中国の政治家の権力闘争は、それはそれは凄まじく、日本の政治家が太刀打ちできるものではありません。 中国とは経済的なお付き合いに留(とど)め、無理やり政治的な接近を図らなくてもいいように思います。

経済的な取引は、お互いに利益になるかどうかであって、相手を非難しても何の得にもなりません。 だから中国の経済的な勢力が力を得る時は、日中関係は上手くいくのです。 訒小平の時代がそうでした。

中国が反日を唱える時は、多分に国内向けのポーズが多く、権力争いの一環とも言えます。 中国の国内問題なのだから放っておけばいいものを、日本のマスコミは中国の反日キャンペーンに簡単に乗っかかってしまいます。 日本の“反日”政治家も同じこと。

中国にも経済面、政治面、軍事面といろいろな顔があります。 経済が前面に出てくると日中友好ですし、共産国家の政治面が強くなるとギクシャクします。 軍事面が出てくると最悪です。

経済はマジメに生産や販売をしなければ信用が生まれず、いい加減なことをしていると、一度は通用しますが、二度と取引が出来なくなります。 経済はボーダレスでインターナショナルです。 仮に国際的に共通の法律を作るとしたら、商法が一番手っ取り早いと思…

日本の貿易最大国

中国が遂に日本との貿易最大国になりました。 今までのように、低賃金を活用した生産拠点としての取り組みだけでなく、消費国としても存在感も高まっています。

Mさんの会社は、どちらかというと建築業なのですが、土地を自社で購入し、それに絡(から)めて建築を取っていくやり方です。 大手ハウスメーカーのように注文建築を取っていく営業力はないので、まず土地を自社で確保する方式。 また建売は売れ残りのリスク…

Iさんは、相変わらず毎日曜日にオープンハウスを開催しています。 来場ゼロのときもあるのですが、創業以来めげずに続けているというからスゴイ。 続けるということは、やはり効果もあるということで、オープンハウスで決まることも少なくないとのことでした…

Oさんは社員が30名ほどの、老舗の不動産会社の二代目です。 この間、建築会社と仲介会社を統合しました。 理由は、仲介会社だけだとファーミングが難しく、建築会社だとアフターフォローや小さな工事の受注で、自然に顧客の囲い込みが出来るからとのことでし…

不動産経営の勉強会から

不動産経営者の勉強会がありました。 いつものように色んな話が聞け、参考になりました。 思いつくままにいくつか書いていきます。 * Kさんは相変わらず、買取転売で儲けています。 不動産の購入在庫がなんと30億円ということなので驚きました。 先日も市街…

鍵山秀三郎先生は、自分の手足を使って世の役に立ちたいという思いがあります。 逆に渡部昇一先生は、肉体労働は自分には合わないと割り切っておられます。 どちらも私が心から尊敬する方々。 ならば私は毎日2時間の掃除と2時間の読書を続けていこうと考えて…

渡部昇一先生は、知的な豊かさだけでなく、経済的にも豊かであるべきだと説いておられます。 確かに経済的にある程度の余裕があると、すごく生きていくのが楽になります。

自分の蔵書を持つことも渡部昇一先生から学びました。 いま建築中の自宅は、地下に3万冊の蔵書が置ける書庫を予定しているのですが、渡部昇一先生の蔵書は15万冊だそうです。 (ちなみに大川隆法さんは10万冊)

渡部昇一先生は、今後の自分の理想の姿だと思っています。 若い頃に渡部昇一先生のご本を読んで、ずい分と影響を受けてきました。 仕事と何の関係もないのに、ドイツ語に取り組んでいるのは、ひょっとしたら渡部昇一先生の影響かもしれないと、書いていて今…

渡部昇一先生などを見ていると、老いてますます冴える感があります。 本だって毎月出版されています。 私は渡部昇一先生の英語の専門書以外の本は、すべて所有していますが、インターネットで時々チェックしておかないと、新しい本の購入を見過ごすことがあ…

老いの魅力は、建築物で言う「経年美」。 時間が経つにつれ、しっとりとした美しさが滲(にじ)み出てくる数奇屋建築のようなものです。 あるいは屋久島の千年杉。 年輪を重ねた“どっしり”とした安定感。 見ているるだけで、こちらまで心落ち着きます。 だか…

忍び寄る「老い」とどう立ち向かうか。 結論から言うと「共存共栄」で行くべきでしょう。 若い時のような体力や運動神経は年とともになくなっていくわけですが、老年得られるものもずい分たくさんあるはずです。

体も同じ。 やはり手入れが必要です。 睡眠と運動と正しい食事は、人間としてこの世に生まれたからには無視できません。 やるべきことをキチンとやって、それでガンにでもなれば、それはそれで宿命。 仕方がありません。

晩年への理想像

庭を放っておくと雑草が生えてきます。 手入れはどうしても必要です。 手入れをして、期待するイメージに庭を持っていかなければなりません。 自然のままにというわけにはいかないのです。

財布の中のお金を揃えても、プライベート・ジェットを所有できるような大富豪にはなれないかもしれませんが、お金には困らなくなります。 学問や仕事が成就するか否かは、才能ではなく、その心的態度が大きく作用するわけですが、お金にも関しても同じことが…

お釣を新札でくれるお店があります。 私の経験則では、お店の大きい小さいに関わらず、そういったお店は間違いなく一流店。 逆にお札を新札で渡せるようになると、一流店になれるのかもしれません。

お金に困らない方法というのを聞いたことがあります。 それは財布に入れるお札の表裏や向きや種類をキチンと揃えるというものです。 「えっ、そんな簡単なこと?」ですが、真理はたぶんシンプルなのでしょう。

倒産しそうな会社の床には、不思議なことに小銭がいっぱい落ちているのだそうです。 お金に困っているはずなのに、お金に無頓着。 小銭だからとバカにしているのかもしれません。 その態度がお金から見放される原因なのかもしれません。

不動産の任意売却を多く手がけている不動産店の人がいます。 任意売却とは、資金的に行き詰った会社や個人の不動産を、各債権者の承諾を得て、競売にしないで売却することです。

要は小銭だからといって軽く見ていてはいけないということです。 私も外の掃除の時に、落ちている小銭は必ず拾うようにしています。 お金を大事にしない人は、お金からも大事にされないのですね。

お金に好かれない

何度も高額所得ベストテンに入っておられる斎藤一人さんの本に書いてありました。 「落ちている小銭は拾ってあげよう。1円玉のお父さんは10円玉。10円玉のお父さんは100円玉。100円玉のお父さんは500円玉。小銭を拾って助けてやると、その親が礼を言いにやっ…

美しく老いていくのは、一種の「アホになるための努力」です。 淡々とした努力は続けていこうと考えていますが、味のある人格は年輪とともに磨かれてくるはずです。 人を批判したり、怒ったり、偉そうにするのは、アホになる努力と正反対の方向。 だからやめ…

大事なものを忘れて偉くなっても仕方がないのです。 自分が偉くなっていくことが、世の中に何のプラスももたらさないのであれば、偉くなること自体の意味がありません。 ましてや偉くなって傲慢にでもなれば最悪です。

賢くなる努力はもちろんのこと、アホになる努力もしていこうと思います。 人類最高の知力を持っていたとしても、神様から見れば実に取るに足らない能力。 何の知識もない赤ん坊と変らないかもしれません。 ひょっとしたら心が純粋なだけ赤子の方が、神様から…

才能があり努力家でもある人が、往々にして陥る罠が「愛なき成長」。 言葉を換えるなら「孤高の上昇」。 自分一人が偉くなったような錯覚に陥り、周囲と調和できない生き方。 こ憎たらしい顔をしていたのでは、だれも協力してくれないのです。