2007-06-09から1日間の記事一覧

ブログ を書いていると、よくインスピレーションをいただくのですが、 今日のインスピレーションは「鈍感力」。 こんなコンセプトは、私の頭の中からは生まれてきません。 さっそく今日から鈍感力!

少し鈍感になって生きていってもいいのかもしれません。 鈍感だから欠陥が見えない、不幸が見えない。 ぼうっとして、幸せしかキャッチできない。 「鈍感力」とでも名付けましょうか。

これは偉大な霊能力を漏らさない能力なのです。 すごい霊的力を持っているのに、当たり前のような顔をして、この世的には飄々(ひょうひょう)と生きていく。 普通の人と同じように生活していく能力が、実は最大最高の霊能力だとは、ムチャクチャ面白い話で…

「相手の長所しか目に入らない」というのは、大きな心というより、一種の鈍感さなのでしょう。 不思議なことに、鈍感さが最大の智恵という場合もあるのです。 お釈迦様は六大通力といって、「相手の心を読める」や「未来が分かる」など6つの霊能力を持ってお…

「親しき仲にも礼儀あり」は真実で、これがなければ銀婚式や金婚式は迎えられません。 人と人の間には、応分の距離が必要なのです。 その距離のことを「礼儀」と呼ぶわけです。 どれぐらいの距離が最適なのかを判断できるのが「智恵」の部分です。 智恵は思…

人に完璧を求めるから、些細なことで裏切られたような気になるのです。 ならば最初から求めない。 完璧を求めてもいい対象は、神様だけなのです。

どんな会社も、長所と短所を持っています。 優秀な経営コンサルタントは、短所を一切いじらない。 長所を徹底的に伸ばすように指導します。 長所がどんどん伸びていくと、短所がいつの間にか消えてしまったり、短所だと思われていたことが、実は長所だったり…

自分が欠陥だらけなのに、相手に完璧を求めるわけにはいきません。 たとえ恋愛や結婚であったとしても、相手はパーフェクトではないのです。 長所を最大限に認め合うのが、智恵であり、礼儀なのです。

人の長所ばかり見る人のことを「人生の達人」というのでしょうね。 人の欠陥ばかりが気になる人は、実は自分自身が欠陥人間。 そしてそれが本人には分からないところがつらいところ。

桂馬などは、ものすごくユニークな動きをするわけですが、これを長所と見るのか、短所と見るのか。 まさに使い手の腕次第なのです。 それぞれの駒の能力を存分に発揮させるならば、長所も短所も超えたところで、駒たちがイキイキし始めます。

鈍感力の偉大さ

人は誰でも長所もあれば短所もあるわけです。 「人間が出来る」とは、より長所を見ることが出来るようになることでしょう。 ひょっとしたら本来、長所短所などというものはなく、将棋の駒のように、それぞれの動きを、勝手に長所短所と決めつけているのかも…