2007-03-31から1日間の記事一覧

言ってみれば「顧客第一主義」ではなく「神様第一主義」。 「こんなけったいな会社、あるんかいな」ということですが、深い宗教倫理観で経営している会社も実はたくさんあることを、私は知っています。

薄っぺらく「社会貢献」などと言わずとも、根本のところで「世のため人のため」を目指す会社でありたいと思うのです。 神様が喜ばれることが、自分たちの喜びであれば、と願っています。

日本神道で最も尊ぶのは「自然との調和」かもしれません。 やみくもに開発がいけないというのではなく、調和を乱すのがいけないわけです。 いかに調和した開発をするかは、智恵の出しどころ。 やっぱり智恵が必要なのです。

日本神道は「自然」と切っても切れないものがあります。 なにせ自然のいたるところに神様がおられるのですから。 特に樹木とは深いつながりがあり、日本神道は「木の宗教」といっても過言ではないような気さえします。

やはりいいものを建てて、みんなに喜んでもらえるような仕事をしたいですね。 儲け主義に走り、まわりに迷惑をかけ、自分だけがいいというのでは、ガン細胞と同じです。 自分だけが繁栄していると思っていたら、自分が依存している根本的なもの自体が崩壊し…

耐震強度疑惑などは論外で、これなどは建物が完成しても分からないことですが、入居したらすぐに露呈するような欠陥を、コストダウンの手法にするのはセコい気がします。

マンションはやはり資産でもあると思うのです。 明らかに資産価値が下がるような、コストダウンの“工夫”が随所にされ、しかもそれが購入時にはよく分からないことなのは、ちょっと問題かもしれません。

駐車場の数も全世帯数の半分以下。 駐車場不足が最初から目に見えているのですが、これも購入時にはあまり気がつかないことかもしれません。

外装は表側はタイル張りでいいのですが、裏側はコストを下げるために、全く張っていません。 従って裏手側から見ると、かなり貧相なマンションに見えるのです。 これも購入時には、たぶん全然分からないこと。

例えばエレベーター。 約80戸に対し、1機しか設置されていないのです。 これでは入居後、かなりの不便を感じるのではないでしょうか。 モデルルームの段階でマンションを買う人は、エレベーターの数まで気がつかないと思うのです。

日本神道の精神

近くに建った新築分譲マンションは、比較的買いやすい価格で販売されています。 しかし完成してみないとピンと来ない具合の悪いことが、いくつかあります。