自分の力だけで成功しようとするのも、一種の傲慢ではないかと思います。 まわりの協力はどうしても必要ですし、もっと言えば天の力を借りなければ絶対に真の成功はありえません。 いくら実力や努力があっても、小憎たらしい顔をしていては、天も人も助けて…

「もっともっと病」は英語では「モア＆モア病」と言いますが、早くこの症状から抜け出さなくてはなりません。 前年対比アップを毎年続けようと言う方が不自然です。 目標の設定の仕方がおかしいのです。

一番肝心なものを忘れて、オマケで一喜一憂するのでは、まるで子どもと一緒です。 自分は客観的に見ても、最初から幸せが与えられていると思います。 その幸せを忘れて、自分で勝手に苦しみを作っているのです。

ということは、もっと気を楽に持って、仕事を楽しんでいけば、それでいいのではないかという気がしてきました。 ちょっと売上が落ちたらヘコんだりするわけですが、五体満足で健康で働けるなら、売上や利益はオマケのようなものかもしれません。

もし「1億円の儲け」と「顔がゆがまない」の選択をしなければいけないとしたら、間違いなく「顔がゆがまない」の方を選択します。 例え1億円が10億円、100億円になったとしても、「ゆがまない」を選択します。 逆に言えば「顔がゆがまない」で仕事ができるな…

私も阪神大震災のときは、いくつも厳しい問題を背負い、体の神経が歪むような体験をしましたが、もう少し時間がかかったり、余分な問題が起きていたなら、本当に体のどこかの神経がおかしくなっていたことでしょう。

ストレスで顔のバランスを崩してしまった、会社の経営者の方がおられます。 お気の毒で、早く治ってほしいと思っています。 会社の業績はいいので、ストレスなんぞないのかと思いきや、人には分からない強いストレスがあったのだと思います。