2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

上記文章とは、全然関係ありません。カノンのチュウです。

夢は逃げて行きません。 夢から逃げていくことはありえません。 自分から夢から逃げてしまってはダメです。

価値あるものは簡単には捨てられません。 200円の傘なら一雨で捨てても惜しくないけれど、2万円の傘なら大事に使うのと同じです。 簡単に成果が出るようなら、その程度のものは努力と言いません。 簡単につかめるようなら、価値はないわけです。

掃除に対し、陰口をさんざん言われました。 途中でやめようかと思ったこともありますが、やめずに続けられたのは、今までの努力を 捨てるのは惜しいから。 それほど努力をしました。

会社に社員を2〜3人採用できるようになってきました。 しまし、まともな社員は採用できず、社員の心は荒(すさ)んでいました。 私は言葉で社員を説得できなかったから、働く環境を良くするためには、自ら掃除をするしかありませんでした。

独立した頃、仕事がきついと感じたことはなりませんが、人間扱いされないのが辛かったですね。 セールスに行っても、汚いものを追い払うかのような扱いを受けました。 その時の経験で、自分は人が嫌がることは絶対にしないと誓いました。

東京に出て来た時に就職した会社は、社員の心が荒れていました。 随分といじめられもしました。 住み込みで働いていましたが、20歳代ということもあり、おなかもよくすきました。 寮に戻ると、食事が残っていません。 味噌汁も今日は豆腐がはいっていたのか…

掃除の効用を2,500年前に説いておられた人がいました。 お釈迦様です。 掃除をすると、 ①身も心も清められる ②周りの人の身も心も清められる ③全てものが活き活きしてくる④全てのものが整ってくる ⑤死んだ後、天の上で生き返る お釈迦様のおっしゃる①〜④は経…

初めてトイレ掃除を実施する学校の場合、生徒は最初消極的で、集まりも悪く、表情も悪い。 ところがトイレ掃除が終わる頃(平均2時間30分程度)には時間が足りない、あと30 分追加しようという声が出始め、表情が変わってきます。

では、どうすればパイプの詰まりを、取ることが出来るか? それには2つの方法があります。 1つは徹底した掃除。 地べたに這いつくばってやるくらい徹底してやること。 もう1つは、目の前の人も含めて、人を喜ばせてあげる、人に親切にしてあげること。 この2…

心の器には”こんこん”と水が湧き出てきます。 気持ちの器には水が出てくる元が無いので水は溜まったまま。 水が濁ると忍耐心がなくなります。 心の器と気持ちの器をつなぐパイプが詰まっていなければ、心の器から湧き出る清水で、気持ちの器もきれいにできま…

心と気持ちの違いは? 心は不動、不変で、エネルギーの素。 それに対し、気持ちはすぐに変わります。

借金取立て屋に聞いた話です。 取立てに行く家は、①玄関(靴がぐちゃぐちゃ)②万年床③キッチンに洗ってない食器の山。 この3点セットが共通しているそうです。

不良品も減り、社員も活き活きしていました。 その工場の機械が1台5,500万円。 機械の平均寿命5年のところ、この会社は今も使っており18年目。 これはほんの一例で、掃除がキッカケで変わった例が全国に多数あります。

その工場では、掃除を徹底しだし、翌年8月に再び訪問したところ、今度はスリッパに履き替えました。 なぜなら、靴のままだと床が汚れるので。 それほど変ったわけです。

鍵山先生のお話より

平成3年に、ある工場へ行った時、床がどろどろだったので、長靴に履き替えて見学しました。 「こんなに汚いと、不良品がたくさん出るでしょう」と聞くと、その社長曰く「この業界は不良品が多い業界です」。 でも、そんな馬鹿な話はないはずです。

鍵山秀三郎先生のお話より

津永佳明さんが、鍵山秀三郎先生の講演を聞きに行かれ、メールを下さいました。 以下はその内容です。

わが2大大切な時間の使いかた

①会社の方向と戦略を考えること ②魂の成長にかかわること

ということで、予定の全く入っていない日を、いかにたくさん作るかが、私の”創造的仕事”への勝負どころなのだと、ハッキリ理解できました。 そのためにも「お付き合い鎖国状態」が、今の私には、どうしても必要なのです。 次のことは、とても大切なので、時…

たまにメールを朝の5時頃に入れてきたりしますが、その頃は、こちらは仕事開始時間。 すぐに返事をしたりすると、またすぐにその返答が。 早朝のメールは連帯感を生むのです。

ぶつ切りの時間しか持てずに、常に”せかせか”と仕事を片付けていかねばならないのでは、とても王者の仕事とはいえません。 私の知人の不動産経営者は、時たま夜12時ごろに会社に行き、デスクワークをこなしています。 電話もかからず、来客もなく、マイペー…

たまった書類を片付けるのにも、4時間ぐらい欲しいですし、ましてや原稿を書く作業などがある時は、2時間ぐらいの持ち時間では気が急(せ)き、集中しづらいものがあります。 だれにも邪魔されない、たっぷりとした時間が持てることは、ひょっとしたら、もの…

時間は命

30才台の頃の手帳は、予定がぎっしり詰まっていて、真っ黒に書き込みがされていました。 今の手帳は、それから比べると、ずい分スカスカで、白い余白がいっぱいあります。 たまに予定が全く入っていない日があったりするのですが、そういう日のほうが”いい仕…

中学部がこれからも、矢内イズムを連綿と受継いでいき、卑怯でない、凛とした男らしい精神をもった子ども達を育ててくことを祈ってやみません。 廣山先生は一応定年ということですが、これからもいくらでも世のため人のために活躍なさる機会は多いと思います…

矢内正一先生の教育には、単にキリスト教だけでなく、明らかに武士道がその基盤としてあるように思います。 「厳しさも内在した愛」であります。 武士道は一言で言えば「卑怯なことをしない」ということです。

関西学院中学部の根源は、いうまでもなく矢内イズムです。 矢内正一先生は、川合信水という人から洗礼を受けたと聞いております。 川合信水さんは、綾部(あやべ)の士族出身です。 弟さんも川合春充といい、武道の達人であります。

私は尾崎八郎先生が部長(校長)をなさっていた最後の2年間を、PTA幹事長としてお手伝いした者でございます。 その時、廣山先生は副部長でいらっしゃいました。 廣山先生は、尾崎先生と幼なじみで、同級生でもあるのに、尾崎先生をキチンと立て、けじめをつ…

廣山義章先生の送別会のスピーチ

あす、関学会館で廣山義章先生(関西学院中学部部長=校長)の送別会があります。 スピーチを頼まれているので、このブログを使って考えてみます。

経営コンサルタントの一倉定先生は、千に近い企業を観察し、「環境整備(掃除)なくして企業経営なし」と看破されています。 地味な活動ですが、やっぱり掃除だけはキチンと続けていきたいと思っています。

やらなければいけないものは、やらなくてはいけない。 やってはいけないことは、やってはいけない。 理屈じゃないのです。 ついでに言えば、理屈で分らなければ神様を信じられないというのは、地頭(じあたま)ならぬ、地魂(じだましい)が悪いとでも言いま…