2006-09-29から1日間の記事一覧

今回の成功要因の分析です。 ①整理・処分のために“しっかり”と“わざわざ”時間を取った。 ②トップ自らがやった。 ③普段から掃除に力を入れているので、力仕事や汚れ仕事はぜんぜん苦にならなかった。 ④やり出してすぐに、この作業の大切さが理解できた。

今回一連の「どんどん捨てる」作業で感じたこと。 ①いらんものを買いすぎ!「余計なものを買わない。余分に買いすぎない」と深く反省。 ②「整理整頓清潔清掃は、災難から身を守る」 これは実際に作業してみて実感したことです。 自宅の書斎からゴミ袋10数個…

「また使うかもしれない」なんて思っていても、ゼッタイに2度と使いません。 書類だって1年間全く使いもしないのは、まず永久に使わないはずです。 ましてやこれからはデジタルで保存していけます(10年前はそういうわけにはいきませんでした)。

思い切って処分したおかげで、物置一つ分が空いたのです。 そこで物置自体もこの際、処分することにしました。 ガレージに置いていた物置を取り払うと、何ともう1台車が置けるようになったのです。 これは当初予想もしていなかった収穫でした。

しかしここでケチって、万一情報が漏れたりするほうが大変です。 ほかに使いもしない看板なども捨てることにしたので、処分代に全部で10万円近くかかりました。 ところがすごいことが起きました。

処分したダンボールは全部で30箱。 ただし契約書類が多いので、確実に処分しなければなりません。 クロネコヤマトにそういったサービスがあることを知り、お願いすることにしました。 ダンボール1つの処分に1,800円かかります。 30箱だと5万4千円。

後の処分も入れると、3つの物置に延べ10人日ぐらいかかったのではないでしょうか。 20年ぐらい前から毎年入れっぱなしになっている、契約書類のダンボールなどもたくさんありました。 入れたままで、無論一度も開けたことはありません。

会社でも自宅の書斎でも、いらぬものを捨て去ったあとの、あまりの気持ちよさに、物置の整理にまで足を踏み入れました。 わりと大きな物置が3つぐらいあるのですが、時間を取って、取り掛かることにしました。 一つの物置の整理だけで半日かかります。

捨て去る時に私が心の中で唱えていた言葉は「過去との決別」。 過去にとらわれていては、未来への飛翔はありません。 不動産の契約書や経理関係の書類は、5年の保存が義務付けられています。 ということは、それ以外は処分してもいいわけです。

過去との決別

会社の大掃除の時も、また自宅の書斎も、要らぬものをどんどん捨てていきました。 会社の場合は、書類でも備品でも、社長が決断しなければ、けっして捨てることができません。 捨てたことにより、あとで責任が生じたら困るからです。