2022年2月24日にロシアがウクライナに侵攻しました。
当初は3日間で首都キーフを占領する予定だったのですが、いまだに戦争は続いています。
ロシアの攻勢、ウクライナの反撃、と一進一退。
そして今は膠着状態に陥っているようです。
ヨーロッパの現在の政権は、ドイツが左派、フランスが中道右派、イタリアが右派ですが、各国共に右翼勢力が力をつけてきているようです。
ヨーロッパの右派(あるいは極右)に共通の特徴は、EU(欧州連合)統合に反対の立場で、また「難民を国内に入れない」という主張をしている点です。
EU決議に束縛されたくなく、できればEUから離脱したいと思っています。
また不思議なことに、各国の右派はどちらか言うと「親ロシア」なのです。
戦線に動きがないと、EUに援助疲れが出てきます。
アメリカの共和党の右派も、ウクライナへの援助には反対しています。
ロシア兵の死傷者の数は、10万人を完全に突破し、ひょっとしたら20万近くになっているかもしれません。
それでも平気で戦争が続いているのは、ロシア兵の命のコストが安いからに違いありません。
戦争だから“どちら”にも言い分があり、どちらが正しく、どちらが悪いとは一概には言えません。
が、一つだけハッキリしていることは「負けた方が悪い」ということなのです。