コロナは勉強のチャンス

コロナは絶好の勉強のチャンスだと思っています。

 

さいわい私自身はそのチャンスをうまく活かせたように思います。

 

かなり初期の頃にコロナの本質を本で理解していたため、必要以上に恐れることはありませんでした(会社も休むことなく、普段通りに営業しました)。

 

何の根拠もないのに経済を停滞させ、人々の生活を不便にしていく自粛政策や、テレビなどに煽られ、恐怖を加速させていく世の中の動きが、日本の戦時中や、中国の文化大革命を連想させ、ちょっと怖い気がしています。

 

また人々がここまで簡単にパニックに陥るとは思いもしませんでした。

 

当社はテレワークは全くしなかったのですが、「テレワークで助かる」というのと「テレワークなんて全然ダメだ」という両方の意見が耳に入り、実際のところ、どうなのかはよくわかりません。

 

株価や不動産価格が上がったのは予想外の出来事でした。

 

今のところ企業倒産も思ったほど多くはないような気がします。

 

コロナのおかげでよく分かったのは、分厚い内部留保を持った財務体質のいい会社や、固定費が少なく損益分岐点が低い会社は、簡単には潰れないということです。

 

コロナに限らず、今後もいろいろな「まさか」が来るはずで、それらにイチイチお付き合いして苦境に陥るわけにはいかないのです。

 

コロナの雑音に煩わされず、もう勝手に繁栄していくしかないというのが今回の結論です。

 

 

「やるべきこと」と「やらないこと」

人生は短いので「やるべきこと」を絞らなければいけないと思うのです(少なくとも私の場合は)。

 

また「やらないこと」を最初に決めておくのは、仕事的にも、人生的にも、かなり有効なことではないかと思います。

 

私は下手な商売を長い間やってきたと反省しているのですが、「やらないこと」を決めていたおかげで、倒産もせずに生き延びて来られたのだと感じています。

 

不動産業がメインだったのですが「建築はやらない」と決めていたので、寄り道をせずにすみました。

 

本業の不動産仲介業でも「地元を一歩も出ない」と決めていたのも正解でした。

 

昭和末期バブルの頃でも、不動産は購入しましたが、ゴルフ会員権や絵画などへの投機は一切しませんでした。

 

株式投資も全くしなかったため、地獄の1丁目から生還することができました。

 

サラリーマンの時も、今から思えば詰まらない時間の使い方をしていましたが、夜学で簿記や英語を学んだのは今に生きています。

 

自分で納得のできる仕事や生活ができるようになったのは、ここ5年くらいのことではないかと思います。

 

やるべきことを「多読」と「語学」と「投資」に絞ったので、随分とスッキリしました。

 

それ以外にも掃除やブログ書きなどにも時間が取られ、これらは「やるべきこと」と時間的に競合します。

 

が、掃除は神事ということがわかり、またちょうどいい程度の運動にもなることに気づいてからは気持ち的な揺らぎがなくなりました。

 

また今まで書いてきたブログから本が5冊ぐらい出ていることにも気づき、モチベーションが上がっています。

 

手帳のチェック作業

私の手帳は「5年手帳」で、手帳というよりはA5サイズの分厚いノートです。

 

当然ながら、すべての予定を記入しています。

 

じっくりと3時間かけて今年中の予定を見直しました。

 

見直すごとにアイデアが出たり、当日のミスを減らしたりすることができます。

 

今回は書斎の机で行ったのですが、外で用事がある時など、待ち合わせの時間の30分ほど前に行き、このチェック作業をすることがあります。

 

30分前に行くと約束の時間に遅れる心配もなく、また時間をムダにすることもなく有効活用でき、一石二鳥です。

 

「やりたいこと」をリストに書いているのですが、それらを手帳に落とし込み、実現化させるわけです。

 

神道研究家」としてのキャリアを深めていきたいと思っているので「行きたい神社リスト」から神社を選び、手帳で日程を先に押さえてしまいます。

 

手帳チェックではそれらの神社を事前にネットで調べ、必要があればそれらに関連する書籍の購入もアマゾンでしてしまうわけです。

 

投資や不動産関連の展示会の予定は、日程が分かりしだい手帳に記入しています。

 

私の重要な仕事の一つで、当社のメイン事業であるコインパーキングやコインランドリーは、どちらも展示会がキッカケとなって始めたものです。

 

展示会に行っても空振りに終わることがあるのですが、そんな時も「今回は何もないことが分かった」と納得して帰ってきます。

 

今年のあと4か月の間に、展示会が3回(いずれもインテックス大阪)、神社訪問が9回、コインランドリー視察が5回あります。

 

ついでに言うと散髪の予定が4回、エステが1回入っています。

 

旅人投資家

「4ヵ国語ペラペラの旅人投資家&神道研究家」というのを自分のコンセプトにしました。

 

4カ国語とは英語、ドイツ語、フランス語、そして日本語です。

 

中国語は今のところ中断しているのですが、自由中国になった暁には再開したいと思っています。

 

普段は大口ばかりたたいている感がありますが、この「4ヵ国語ペラペラ」は案外簡単に実現できるのではないかと思っています。

 

先日、神社の本を書いている時、「自分が勝手に作っている限界にとらわれてはいけない。心のバリアをなくせば、いくらでも伸びていける」という一種の悟りのようなものを得ました。

 

例えば私の場合、フランス語を63歳の時に始めています。

 

語学はいくつからでも始めることができるということを自分で体現し、世の中の勉強好きな人たちに勇気を与えたいと思っています。

 

現に私も、90歳代から韓国語や中国語を学び、現地でそれらの言葉を使って講演したという昇地三郎さんに大きな影響を受けています(昇地三郎さんは106歳くらいで亡くなりました)。

 

「旅人」投資家なので、いっときはキャンピングカーを買おうかと思ったのですが、それでは普段の生活が大変なので断念し、やや大型のSUVに乗っています(クルマを2台持つという発想は私にはありません)。

 

3年以内に自動運転車が普及するのは間違いがなく、それを楽しみに待っている1人です。

 

旅をすると視野が広くなります。

 

コインパーキングは地元密着で運営しているのですが、コインランドリーとなると案件が全国に飛びます。

 

観光地でもない地方都市に出かけるようなことは、普通の旅行ではまずありませんが、出張でそういった街に宿泊すると、いろいろなことが見えてくる経験を何度もしています。

 

今回の伊勢参拝

いつものように伊勢神宮に参拝に行ったのですが、緊急事態宣言のため、神宮の駐車場は閉鎖されていました。

 

こんな時こそ信仰が大事だと思うのですが、天照大神はどう見ておられるのでしょうか?

 

駐車場は閉まっていたのですが、外宮、内宮ともに御垣内参拝はすることができ有難かったのです。

 

礼服で外宮・内宮を2時間ほど歩き回るので、真夏の間は汗で服が重くなるほどです。

 

今回は(全国チェーンの)ビジネスホテルを予約しました。

 

参拝のあと、とりあえずシャワーを浴びて、着替えをするためです。

 

ホテルに午後3時にチェックイン。

 

ホテルの自販機でビールを買って一気に飲んでそのまま爆睡。

 

次に起きたのが夜7時半でした。

 

ホテルのレストランは時短営業のため閉まってしまい、そのまま近くのスーパーに行って、お弁当を買いました。

 

仕事を終えてスーパーに来ているような男性客も多く、夜の時間でも結構にぎわっていることに驚きました。

 

私自身は夜1人でスーパーで買い物するなんてことはまずないわけで、地元の人たちに交じってスーパーの中をウロウロするのは、非日常的で面白かったのです。

 

ホテルの部屋で1人で知的作業に没頭するのも悪くありません。

 

作家がホテルに閉じこもって本を書くといった話もよく聞きますが、確かに仕事がはかどりそうな気がします。

 

今は海外旅行に行けないので、それを逆にチャンスととらえ、国内の「神たび」を増やしていくつもりです。

 

「旅先では美味しいものを食べなければいけない」という思い込みをなくすと、より旅が自由になっていくことが今回よく分かりました。

 

 

いいぞ「ヨコ勉」

「ヨコ勉」というのは「わかっても、わからなくても」本のページをめくっていく読み方ですが、むしろ「わかろうとしない」方がいいようなのです。

 

ある日「ヨコ勉」で不動産登記の本を読もうとしました。

 

多少なりとも本業に関わる分野なので「知らないと恥」といった気持ちがあり、ついつい内容を深く理解しようと頑張るわけです。

 

すると途端に脳のキャパ・オーバーになり、会社のイスに座ったまま、少しのあいだ寝込んでしまいました。

 

脳が持たなかったのです。

 

社長が会社で一言もしゃべらず、ひたすらページをめくる作業を繰り返しているので、まわりはさぞかしシンドイ思いをしていると思います。

 

午前中に10冊の本を読んでしまうことを、ひとつの目途にしています。

 

10冊読むと達成感も満足感もあり、それがまた次のモチベーションへとつながっていきます。

 

ヨコ勉の読み方は速すぎて(雑すぎて)、何も理解していないのではないかという懸念がありますが、まあ、あまり気にせずドンドン読み進めていけばいいと思っています。

 

最初は意味不明でも、同じテーマの本を何冊も読んでいくうちに、やがて薄っすらと見えてくるものがあります。

 

30冊ほども読めば、たいていのことはハッキリしてくるのではないでしょうか。

 

ヨコ勉のいいところは、ちょっと小難しそうな本でも、あるいは苦手っぽい本でも、躊躇(ちゅうちょ)なく、何も考えずに手に取って読み進めていけることです。

 

今まで義務感で買っては見たものの、書棚の不良在庫となっていた本たちが、ヨコ勉によって生き返りました。

早く読んでほしいと、本たちが主張しています。

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ボディ、ハート、ブレイン好調

「体調不良」という言葉はよく聞きますが、私自身は生涯この言葉を使わなくてもいいように、体をケアしていこうと考えています。

 

病気までいかなくても体調不良に悩まされている人は少なくないのではないでしょうか。

 

体調を良くするための方法は「食事」と「睡眠」と「運動」の3つしかありません。

 

「少食が開運に導く」とは、江戸時代の観相家の水野南北の説ですが、私の実体験でも間違いがないと思います。

 

肉類やアルコールを排除する食生活もありますが、あまりに極端だと「人の好き嫌い」も激しくなるようで、ソコソコの中庸がいいのではないかと今は思っています。

 

睡眠は「寝たいだけ寝る」を心掛けています。

 

ひょっとしたら10時間くらい寝てもいいかもしれないと思っているくらいです。

 

睡眠十分だと常に最高のパフォーマンスができるし、病気になりようがありません。

 

運動はあまりハードルを上げると続かなくなるので「エレベータに乗らず、極力階段を使う」程度にとどめています。

 

掃除はちょうどいい運動でもあるので、手を抜かずにやっています。

 

体調不良ならぬ心調不良や脳調不良などというのもあると思います。

 

心を安らかに保ち、穏やかな言動をキープするのは、生涯かけての修養のような気もします。

 

読書や語学のせいかどうかは分からないのですが、頭だけは年々良くなっていく感じがし、脳は好調です。