次の「まさか」に備える

コロナ禍で他のカー・メーカーが軒並み赤字に陥る中で、トヨタは1,500億円の黒字を確保しています。

 

立派のひと言です。

 

平時でも緊張感を持って、油断なく業務の改革を行ってきた結果なのだと思います。

 

当社もコロナの次に来る「まさか」に備え、準備していこうと思っています。

 

まずは身の丈に合った経営をしていくこと。

 

当社のポリシーは「インカムゲイン」と「無借金」と「小さな本体」なのですが、今回のコロナでは、そのすべてがうまく適合しました。

 

安定的に「毎月いくらかの収益」が上がる事業だと経営的にも精神的にも安心です。

 

また借入れがないと、具合が悪ければ自分が我慢するだけでいいので、プレッシャーが全然違ってきます。

 

焦るとロクなことがなく、そうでなくても苦境に立っているのに、そんな時に限って最悪手を打つことが少なくありません。

 

また「小さな本体」だと損益分岐点が低く、少々売り上げが下がっても赤字になりにくいのです。

 

「まさか」に備え、次の改革に手を打とうとする場合でも、小さな会社だとアッという間に方向転換できてしまえます。

 

個人のレベルでは、健康を維持することがとても大事だということが今回よくわかりました。

 

免疫力があると、ウィルスや病原菌に負けません。

 

免疫力をつけるためにも「少食」、「たっぷり睡眠」、「適度な運動」を続けて行こうと思います。

 

会社そのものも、より一層メタボ体質から筋肉質に変革させ、そして「強い財務力」を目指すつもりです。

 

頭の中はいつも、収益を増やし、余計な経費を減らす「次の一手」のことを考えています。

 

タックスは収益増加につながらないキャッシュアウトなので、ここらでちょっと本気で勉強しようと思い、タックスに関する本を30冊ほど購入しました。

 

例の「ヨコ勉」で次々読破中です。

 

老害対策

先代が大きく事業の手を広げたところで時代が変わり、それに対応しきれない状態で2代目が跡を継ぎ、えらい目にあっているという話をよく聞きます。

 

それを見事に立て直したという、2代目の実体験を本でもよく読むのですが、うまく再建したところでM&Aで売却という例が多いようです。

 

さんざん苦労しながら2代目は頑張っても、3代目がそのあとを継ぎたがらないのは当然かもしれません。

 

不動産業界でも3代続いているというところをいくつか知っています。

 

たまたまかもしれませんが、代を重ねるごとに優秀になっている例が少なくありません。

 

初代は街の不動産屋として基盤を築き、2代目はそれを地域ナンバーワンに仕立て、3代目はITの活用などで、より効率的で高収益な会社に変身させています。

 

私が知っている限り、どの後継者もシッカリしていて頼もしいのです。

 

最初は少々頼りなくても、後継者には会社を引き継ぐという「覚悟」があり、その覚悟が人間的な成長をさせるのだと思います。

 

先代が頑張り、あまりに会社を大きくしすぎたり、上場させたりすると、今度は2代目の器では手に負えない規模にまでなってしまい、ファミリーとしてはそう幸福な状態とは言えなくなるケースもあります。

 

このへんは、その人の仕事観や人生観の問題で、何が正解かは一概には言えません。

 

仕事が大好きで、仕事をやめたら2週間で廃人になる自信のある経営者も、世の中にはたくさんいることを知っています。

 

能力が明らかに落ちているのに、本人だけがそれをわからず、老害になるケースも少なくありません。

 

そんな時は自分の小さな会社を別に作って、そこに「全力投球」し、やりがいと多少の収入を得るのがいいのかもしれません。 

 

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日帰り参拝

伊勢神宮に毎月参拝に行っていることは、このブログでも何度も書いているのですが、1泊2日で行っていたのを、日帰りにしたのは最近のことです。

 

1泊2日の場合は、初日は到着した午後に参拝し、次の日は早朝から正式参拝(御垣内参拝)をしていました。

 

ところがコロナのせいで、御垣内参拝が朝8時半からに変更になり、そうなるとホテルのチェックアウトの時間に微妙に間に合わなくなり、正式参拝が難しくなってしまいました。

 

ならばいっそのこと日帰りにしてしまおうと思ったわけです。

 

昨年の寒い季節は羽織袴で参拝していたのですが、さすがに今年はムリです。

 

日帰り参拝の場合は、朝食抜きでスタートするし、神宮では2時間ほど歩き回るので、お腹がペコペコになります。

 

どこで食事をするかも試行錯誤を重ねているところです。

 

AIの本を読んでいると、よく伊勢神宮の近くの老舗の食堂の話が成功例として出てくるのです。

 

ITに詳しい娘婿の人が経営に参画し、データを分析して、その日のお客さんの人数を予測するソフトをこしらえ、それが非常に威力を発揮しているとのこと。

 

あまりに効果があるので、確かそのソフトを外部販売していたように記憶しています。

 

たまたま今回、そのお店を見かけたので入ってみました。

 

清潔で、1人でも居心地が悪くなく、しかもおいしかったのです。

 

メニューはすべてタブレットの中に入っており、そこから直接注文するようになっていました。

 

昔ながらの食堂でも、ITやAIを駆使して経営する時代になったのですね。

 

参拝も食事も終えたあと、伊勢にあるスーパー銭湯のようなところへ行き、ひと風呂浴びました。

 

夏などは汗ビショになり、シャワーを浴びないとどうしようもないのですが、これで夏でも日帰り参拝ができそうです。

 

今回の「車勉」で聴いたCDは「経営」が4枚、「株」が2枚、「歴史」が2枚、「不動産」が1枚、そして「易」が1枚の(充実の)計10枚でした。

道中の景色をパチリ。 比叡山は雪が積もっています。

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不動産投資

個人の不動産投資の本を読んでいると、面白いことが書いてありました。

 

例えば1棟の賃貸マンションを借入れで購入した場合、フリーキャッシュフローが、物件価格の1%ほど残るのだそうです。

 

例えば1億円の物件なら年間100万円が手元に残ります。

 

仮に10億分の収益物件を持っているとしたなら1,000万円。

 

1,000万だと、ちょっとした年収だと錯覚してしまいます。

 

が、これはあくまでも物件の補修費として残しておくべきお金なのです。

 

それを大抵の人が勘違いして、ついつい高級車を購入したり、海外豪華旅行をしてみたりして、使ってしまうのです。

 

そういう贅沢は本業で稼いですべきであって、不動産投資の手残りキャッシュを生活費や贅沢に使ってはいけないわけです。

 

不動産投資を大規模に展開している(大規模というのは100億円以上という意味)税理士さんの話を聞いたのですが、本業の税理士業がうまくいき、若い頃、自分でも株を始め、色々な投資を手掛けてみて、結果2億円の損を出したとのこと。

 

自分でも「よく破産せずにすんだものだ」と思っているそうですが、そうならなかったのは、やはり本業で稼ぐことができていたからです。

 

本業が好調だと、銀行もいくらでも融資してくれます。

 

この税理士さんの場合、自分の物件を管理するため、賃貸管理の会社までこしらえ、今では15名ものスタッフがいるそうです。

 

顧問先の8割が不動産オーナーとのことで、その人たちが保有する収益不動産の管理も請け負っており、もうこうなると、そこらの不動産屋顔負けです。

 

商売の才覚に満ちた人たちを、今までいっぱい見てきたのですが、「自分も同じようにできるのだ」といった錯覚をするとドツボにハマります。

 

私自身は無借金で一つ一つ収益不動産を増やしていくしか能がないと、改めて自戒しているところです。 

 

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過程を存分に楽しむ

正月休みの間は、当然ながら会社は休みだし、語学のオンラインレッスンもありません。

 

リビングへ行った時、テレビがかかっているのをチラチラ見る(look)ことはあっても、腰を下ろしてジックリ見る(watch)ことはありませんでした。

 

「読書を始め知的作業に邁進するぞ!」と意気込んでいた割には、そう本も読めず、語学の独学も出来ず、会計や財務や税務の専門書を積み上げた「本の山」も崩すことができませんでした。

 

ひょっとしたらこれが自分の実力で、それ以上は高望みというものなのかもしれません。

 

自分への期待値を勝手に高くし、それがうまくいかないと勝手に落胆しているわけです。

 

もうすぐ68歳になるのですが「あとどれぐらい頑張れるか?」を常に意識するようになりました。

 

言うのはタダなので「95歳までバリバリの現役で頑張る」と言い回っているのですが、だんだん自分でもその気になってきました。

 

日々の成果は小さくても、それをやり続けている間に、信じられないぐらい大きな結果となって現れると思っています。

 

目標達成だけを喜ぶのではなく、その過程を存分に楽しんでいこうと思うのです。

 

この世に「勤勉さ」に勝てるものは“そうそう”ないと思っているのですが、いわば努力を楽しみ、それを継続させていくわけです。

 

人生は短いので「あれも、これも」とはいかず、私はやるべきことを「読書」と「語学」と「投資」に絞りました。

 

そのどれもがワクワクすることで、私にとっては「生き筋」でもあるのです。

 

読書の目標はあえて掲げていないのですが、できればもう少し英語の本を読んでいきたいものです。

 

語学の目標は「5か国語ペラペラ」(日本語含む)。

 

投資の目標は「フリーキャッシュフロー月1,000万円」。

 

95歳の自分がこのブログを読んだら、果たして何と言うでしょうか?

 

古代の雄、藤原氏

奈良の春日大社興福寺は、権勢を誇った藤原氏のための社寺という一面がありました。

 

奈良には鹿がたくさんいますが、茨木県の鹿島神宮でも鹿がいることを知りました。

 

実は昔、奈良の鹿は鹿島神宮から連れていかれ、それが繁殖したのだそうです。

 

これは現地に実際に行ってみて分かったことの一つです。

 

鹿島神宮の近くに「伊能忠敬記念館」というのがあります。

 

伊能忠敬の子孫の方と会ったことがあるのですが(苗字はやっぱり伊能さんでした)、伊能家は藤原氏なのだそうです。

 

もともと藤原氏茨城県出身で、大和政権での出世にともない、鹿を連れて当時の首都の奈良へ移動したと考えられます。

 

藤原氏の先祖は天児屋命アメノコヤネのミコト)。

 

天照大神が天の岩戸に隠れられた時に、外に誘い出すために祝詞を唱えた神様でもあります。

 

また瓊瓊杵尊(ニニギノみこと)につき従って、この瑞穂の国に降り立った方でもあります。

 

ニニギノミコト天照大神のお孫さんです。

 

藤原氏の全盛期は藤原道長の時代ですが、道長は自分がいつでも天皇にとってかわるほどの権力を持っていたのに、これっぽっちもその様子はありませんでした。

 

自分の先祖が天皇家の家臣だったことを十分に自覚していたからでしょう。

 

藤原氏の娘たちは幾人も天皇家に嫁ぎましたが、息子たちは一切ファミリーとして天皇家には入りませんでした。

 

初代神武天皇と同じ男子のY遺伝子を持った者でないと天皇にはなれないからです。

 

蘇我氏天皇家に歯向って滅びましたが、藤原氏天皇家を助ける役割を節目節目で遂行しています。

 

天智天皇を助けた藤原鎌足をはじめ、道鏡から和気清麻呂(わけのきよまろ)を守った藤原百川(ふじわらのももかわ)という人もいます。

 

 

2021年5大ニュース

年初にその年の5大ニュースをいつも考えるようにしています。

 

1.コインランドリー第2号店オープン 

昨年に引き続き、第2号店を出す予定です。

 

借入れをして、一挙に収益物件を増やしていくのではなく「お金を貯めて、一つ一つ増やしていく」方式を取っているので、実にユックリしたペースです。

 

従って成果を上げるには「長生きする」しか手がないのです。

 

2.長崎へ行く 

鎖国中は長崎しか海外との窓口はありませんでした。

歴史的な興味で長崎に行こうと思っています。

 

3.箱根へ行く 

訪問目的は、箱根神社、九頭竜神社、そしていくつかのミュージアムです。

 

3.萩・北九州の旅 

萩へ行き、松下村塾の見学や、松陰神社での参拝を行います。

 

吉田松陰先生は、わずか29歳で亡くなっているのですが、高校生の頃からの私の「仰ぎ見る」先生でありました。

 

松陰先生から「今頃、何しに来た!」と𠮟られそうな予感がするのですが、覚悟しています。

 

そのあと萩から北九州へ足を延ばし、宗像大社⇒宮嶽神社⇒香椎宮筥崎宮への参拝を行います。

 

4.仙台への旅 

昨年は仙台へ飛行機で行ったのですが、今回はクルマ。

 

仙台へ向かう途中、行きは甲府で1泊、帰りは東京で1泊します。

 

クルマなので仙台から足を延ばし、松島や中尊寺にも訪問する予定です。

 

5.その他、日帰りで神社、ミュージアム、歴史的遺跡に行く 

68歳にもなるので、もう遠慮なく(死ぬまでに)行きたい所へ行こうと思っています。

 

我が愛車、レクサスRX、頑張れ!