物を捨てると運気が上がる

これ全部処分します。 部屋がスッキリしました。

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モノをゴソッと捨てるたびに、運気が上がる経験を何度もしてきています。

今回は自宅の粗大ごみや不要電化製品の処分ですが、会社でも大量処分を何回もしてきました。

オフィスの面積が4分の1になる引っ越しもしたことがあるのですが、多くのモノを捨てたものの、さすがに一挙にすべてを捨てることはできず、オフィスから離れた、別のスペースに備品や道具を置いていたことがあります。

が、入れたままで、結局2年経ってもそこに置いてあるものは一切使っていないことに気がつき、すべてを処分しました。

結果、何の不便も感じないどころか、空いたスペースを貸すことができ、新たな収入を確保することすらできたのです。

最近「運気上昇片づけ術」が段々と身についてきた感じが自分でもしています。

「次の収益物件を購入するためにお金を貯める」努力をしているのですが、それはお金を全く使わないという意味ではなく、本代とファミリーへの支出はケチらないようにしようと思っています。

少数の「お気に入り」に囲まれた生活が一番快適なことを知っているので、安物買いや浪費っぽいことは”ほとんど”しません。

また「有名にならない」ことを人生訓の一つにしているので、自己顕示欲や見栄による消費もしません。

床が見える割合が多いほど豊かな生活ができ、また逆に床が見えるようにスッキリさせると、知らず知らずのうちに富裕層になるという法則も理解できるようになりました。

政治から距離を置く

菅義偉という新しい首相にかなり期待しています。

菅さんをよく知る人によると、酒は飲まず、また女性のスキャンダルもゼロで、働くことをいとわず、実行力も抜群で、唯一の欠点は「食べるのが早すぎる」とのことです。

菅さん自身は総理への野望は過去全くなく、いわば一種の流れで首相になったわけで、総理獲得のためのコストがほとんどかかっていません。

無派閥でもあり、これまた派閥の維持管理費がゼロでもあります。

首相になってから取り返さなければならないものが、何もないのが強みではないかと思うのです。

「スタンドプレーをしない」や「自分が目立とうとしない」は都知事と対極をなし、「見栄を張らない」や「大口をたたかない」などの特徴もあります。

ひとことで言うと「地味」で「地道」。

仕事以外の余計なものがないので、その成果を心待ちにしたいと思います。

私は自分が選挙に出るようなことはなかったのですが、地元の議員(市長も含む)を結構応援してきたことがあります。

が、たいていは期待外れでした。

中には汚職で捕まったような人もいました。

今は政治とはかなり距離を置いています。

政治とは関係がないのですが、地元の防犯協会や防火協会やなどの公的組織の会員にもいっぱい入っていました。

面白いことに各組織の役員は、同じような人たちが重複してなっているのですね(地方の場合はどこでもそういうことなのでしょう)。

いろいろ入ってみて商売的なメリットはなかったというのが結論で、機会をみて退会していこうと思います。

お金も時間も労力も、自分が望むもののみに集中していこうと思っているからです。

 

 

ストックビジネス・小さな会社・無借金

商売で同じ努力をしていても、ストックビジネスなら毎月(毎年)成果が積みあがっていきます。

それに比べフロービジネスは、毎月また最初からスタートしなければなりません。

結論から先に言うと「同じ頑張るならストックビジネスを!」ということになります。

不動産業で言うならば、賃貸管理業はストックビジネスです。

従って来月以降の収益予想が可能です。

が、売買仲介業はストックビジネスではなく、今月いくら契約を上げていても、来月はまたゼロから始めなければならず、収益的にも気持ち的にも全然安定しないのです。

業態が労働集約型か、非労働集約型かによっても、随分シンドさが違ってきます。

そういう意味では売買仲介も賃貸管理も「労働集約型」で、経営能力がないと会社を維持させたり、発展させたりすることはできません。

非労働集約型の業態を選択することにより、必然的にスタッフ数を少なくなり、固定費を低く抑えることができます。

何度もブログに書いたのですが「会社を大きくしなければならない」の思い込みこそが、私にとっては諸悪の根源でした。

1990年代のバブル崩壊の時は死ぬ思いをしましたが、今回のコロナショックでは「ストックビジネス」と「小さな会社」と「無借金」が実現できており、気持ち的にはとても楽でした。

長い間、暗中模索していた「次の一手」も「お金を貯めて、収益物件を一つ一つ増やしていく」という、実にシンプルな方針が決まり、もう迷うことはありません。

 

語学ルンルン学習

1日1時間だけなのですが、語学学習を続けています。

レッスン自体は30分(厳密に言うと25分)ですが、その前に30分間の予習をネット上で行うことができます。

以前は講師の先生は、語学スクールからオンラインのレッスンをしていたのですが、コロナ以降は各自宅からのレッスンに変わっています。

先生たちも出勤せずにすみ、助かっているのではないでしょうか。

午後6時半から予習、そして7時から本番(ネットでの対面レッスン)のパターンが定着してきました。

予習の時間にテキストに出てくる文章を、すべて手書きで書き写していっています。

英語、ドイツ語、フランス語、中国語の4つの言語を勉強しているのですが、ノートは1冊なので、さまざまな言語が同じノートに仲良く「ご一緒」しています。

全くの余談なのですが、その書き写している間に、なぜか過去の失敗や、恥ずかしい思いや、自分が気がつかずに行っていた「人を不快にさせる行為」などが胸に浮かんできたりするのです。

適度の集中力が脳に刺激を与え、そういった記憶を思い出させるのかもしれません。

これをうまく(過去を清算する)「反省行」に持って行けないものでしょうか。

語学は先生との相性が極めて大事だということが経験上わかってきました。

従って各言語とも、自分と相性がいい先生が教えている曜日を予約していくことになります。

月曜日はフランス語、火曜日はドイツ語、水曜日は中国語が固定されてきました。

よってこれらの曜日の会食や旅行は極力避けようと思っています。

語学を勉強していると、自分の頭の悪さにガックリすることがよくありますが、そんなことでメゲることなく、一生楽しみながら続けていきたいと思っています。

 

 

 

生き筋

今回のコロナ騒ぎで、参加するつもりだったパーティーなどがいくつも流れたのですが「これで行かなくてすむ」と、ホッとしている自分がいました。

本当は行きたくなかったのかもしれません。

私だけでなく、人との余計な交流機会が減り、お金や自由な時間が増えたという人は多いのではないかと思います。

大企業の中でもテレワークに本気で取り組み出すところが出てきました。

そうすると働き方や住まい方が根本的に変わってくる可能性があります。

環境のいい地方の街に人気が出てくるかもしれないし、テレワーク用の部屋が必須になってくるかもしれません。

地方ベッドタウンの不動産屋(私のこと)としては注意深く今後の動きを観察していこうと思っています。

コロナには関係なく、世の中のIT化が急速に進んでいます。

私など、もうスマホの段階で落ちこぼれているので、今後のITの進化を本当に恐れているのです。

ズームだってまだやったことがありません。

まわりにもITのことを話す相手がおらず、自分なりにITの流れを(本で)勉強しているのですが、やっぱり世の中のメインの動きからはズレているように感じます。

自分が「ITガラパゴス絶滅危惧種」状態であることは間違いがないのですが、この際、それはそれで仕方なく、ならば自分のやりたいことだけをやっていこうという(居直った)気持ちもあります。

まわりを見ても自分ほど本を読んでいる人はいません(決して自慢しているわけではありません)。

だったら、それをもっと徹底させていけばいいのではないかと思うのです。

本を多読し、多言語を学び、神道や歴史に造詣が深い人間…となれば、おのずと限られてくるし、それが自分の「生き筋」だという気がしてきました。

 

年輪経営

会社にとって「いいようで一番いけない」のが急成長することではないかと思います。

内部の実力をたっぷり蓄えながら大きくなっていくのは好ましいのですが、単に膨張しているだけの場合も少なくありません。

「年輪経営」という言葉があるのですが、年輪を重ねていくようにユックリと確実に、根をシッカリと生やした大木に育っていくのが理想です。

私は不動産業しか経験がありませんが、インバウンドの好調さに合わせて、民泊やホテルへの投資を調子に乗って増やしていたら、今頃はかなりヤバかったのではないかと思います。

インバウンドとは直接に関係のない貸ビル業だって、コロナという予想もしなかった伏兵が現れました。

テレワークがどこまで普及するかは未知数ですが、貸しビル業にとっては難敵であることは間違いがありません。

同じ不動産業でも人手が必要な事業と、そうでない事業とがあります。

仲介業や管理業などはまさに「人」こそが重要で、労働集約型の業態です。

一方、分譲業や賃貸(オーナー)業などには人手はあまりいりません。

仮に社員が私1人であっても、土地や戸建てやマンションの分譲業ができてしまうかもしれません。

要は情報収集力と資金調達力さえあればO.K.で(むろんノウハウは不可欠ですが)、あとはすべてアウトソーシングできてしまえるからです。

人が増えると毎月の固定費が増え、損益分岐点が高くなります。

売上が2割下がると、たいていの会社は赤字になるのではないでしょうか。

また借入れが多いと「まさか」が来た時に途端に苦しくなります。

私は「会社は大きくしなければいけない」の思い込みを捨てたところから、経営が急に楽になりました。

お金を貯めて収益物件を1つ1つ増やしていく今の方法が、一番性(しょう)に合っているように思います。

 

資金運用を天才に任せる

投機と投資は似ているようで違います。

私の解釈では株でも不動産でも、キャピタルゲイン狙いが投機、インカムゲイン狙いが投資です。

投機は一種のギャンブルのようなもので、博才(ばくさい)がある人は勝てるかもしれないけれど、それだって勝ち続ける保証はありません。

株は「安い時に買って、高い時に売ればいい」とよく言われますが、神様でもない限り、そんなことを意図してできる人は“まず”いないはずです。

むしろ「高くなった株を買って、もっと高くなったところで手放す」方がテクニックとしては簡単です。

ただし、長期的に伸びていく会社の株は、やはり(長期的に)高くなっていくというのは間違いがない事実のようです。

40年前に任天堂を10万円で買って持っていたなら、今それが10億円になっていると聞きました。

しかしながら、そこまで上がり続ける株を我慢して持ち続ける人など“まず”おらず、途中でゼッタイに売っているはずです。

起業家の中には抜群のアイデアを次々と生み出し、またそれを次々と実行するバイタリティに溢れた人がいます。

いわば経営の天才です。

そんな天才の会社はドンドン成長していき、その株を持っていれば株価が何倍にもなる可能性があります。

その会社の株を買うというより、手元資金をその天才に運用してもらうという考え方をしてみたらどうかと思うのです。

自分が頑張るより天才に任せた方が、資金はずっと大きくなっていくはずです。

ただしそんな天才でも、途中スキャンダルに見舞われたり、あるいは亡くなったりするリスクも無きにしも非ずで、その場合は株を手放すという選択を選ばざるを得ないかもしれません。