「人生は短い」への対策

「人生は短い」のです。

いちいち落ち込んでいる暇はないし、過去に執着する時間も意味ないわけです。

夢や目標を持って、自分でもコツコツと努力を重ねていけば、潜在意識がいつの間にか、そこに連れていってくれます。

でも「人生は短い」のだから「やること」だけでなく「やらないこと」も最初に決めておかないと、あっという間に時間を消費してしまうのです。

ビジネスでも「やらないこと」を当初から決めておくと、時間やお金や手間をムダにすることがありません。

何を「やらない」のかは、自分の苦手なこと、儲かりそうであっても何となくピンと来ないもの、相性が悪いもの…程度の基準でいいのではないかと思います。

私が個人生活でやらないことは、ゴルフ、カラオケ、映画鑑賞、スポーツ観戦、2次回以降の飲み会、その他ギャンブルなどです。

またビジネスでは、海外投資、太陽光発電、民泊、建築、そして借入れを「やらない」ことに入れており、そうすると出来る分野が狭まり、逆に迷うことがなくなります。

毎年ゼロからスタートしなければいけない売買仲介業などを、メインの事業にしていると経営が安定しません。

繰り返しサービスや商品を供給するストックビジネスでないと、会社も身も持たないのです。

不動産管理業はストックビジネスですが、労働集約型産業で人手がかかり、今の当社ではムリです。

ビルオーナー業はストックビジネスですが、当社の資金力で購入できるビル程度だと魅力に薄れ、将来にわたっての商品競争力に疑問が生じます。

自ずと戸建てや分譲マンション(の1室)への投資や、コインパーキングやコインランドリーへの投資に限られてくるわけです。

逆にそれだけに集中して調査していけばいいわけで、そんなに精密でない私の頭でも十分やっていけそうです。

 

生き方の質が高まる

年齢を重ねるごとに生き方の質が高まってきた感があります。

労働時間がぐんと減っているのに、経済が安定・向上しているのが、まず一番の喜び。

ゆとりができたところで神社めぐり。

これがまたご利益満載で好循環となっています。

平成25年(2013年)に伊勢神宮出雲大社式年遷宮が重なるという珍しい出来事が起こり、その両方に参加することができました。

今まで何の関心もなかったのに、こういうのを神縁というのでしょう。

そこから私のラッキー人生の扉が開いたように感じます。

ナビや自動運転が発達し、遠くへもクルマでホイホイ行けるようになったのも、どう考えてもラッキーです。

「車勉」を習慣化し、クルマの中でも勉強できるようになったのも、時間の有効利用につながっています。

本来なら車の運転をそろそろ諦めないといけない年齢に差し掛かっているのに、逆にクルマさえあれば、どこへでも行けてしまえる時代に生まれた運の良さに感謝しています。

近い将来、国内だけでなく、自動運転車でヨーロッパの街を旅したいと思っています。

読書は高校生の頃からしているのですが、今年になって開発した「ヨコ勉」のスゴさに驚いています。

このブログでも何度も紹介しているのですが「ヨコ勉」とは、難しい本や、私が苦手な理数系や技術系の本を「わかっても、わからなくても」どんどんページをめくっていくという読み方です。

これらの本は横書きの本が多いので「ヨコ勉」と名づけました。

このヨコ勉によって、書斎に何年も読まずに置かれていた本の集団が、ゴソッとなくなりつつあります(読んだ本は地下の図書室へ)。

こんな画期的な勉強法を67歳にして「やっと」発見するなど、ちょっと遅い気もしますが、これもまたタイミング。

今からの30年間は「ヨコ勉」をフル活用し、生き方を3倍充実させてみようと思っています。

 

新しい書棚

新しく注文した書棚が我が家に納入されました。

あらかじめ型が決まっているのですが、大きさや色の注文内容に応じて工場で製作されます。

言ってみれば家具のセミオーダーです。

我が家の予定していた場所にその書棚がスッポリ入ると、もう最初からそこにあったように部屋に馴染んでいました。

お気に入りの書棚が来ると、モチベーションがグンとアップすることに気がつきました。

本をネットや書店でホイホイと購入していくので、大量に本が溜まり、読むまでに置いておく場所があまりなかったのです(読んだ本を収納するところは、今のところあるのですが)。

あっちこっちに積み上げていた本を新しい書棚に入れると、もう半分ほどの棚が埋まってしまいました。

あとは猛烈に読破していくだけです。

私は営業出身で、例に漏れず忙しく走り回っていたのですが、その時でも多少の本は読んでいました。

そして営業の第一線を離れた今のメインの仕事は読書です。

「本ばかり読んでいていいのだろうか?」と最初は心配したのですが、あのウォーレン・バフェットが1日6時間本を読んでいることを知りうれしかったのです。

自分がバタバタと動き回るより、本を読み、沈思熟考し、次の一手を打ち出すほうが余程大事だということが分かってきました。

今の売上はよく言えば「安定」し、悪く言えば「伸び悩んで」いるのですが、心安らかに本を読むためにも会社を小さくし、経費を減らしました。

そして限られた売上から「いかにうまくキャッシュフローを生み出すか」を、本を読んで研究しています。

先日から「ヨコ学」のテーマを会計や節税に置き、売上をどんどん上げていく方法ではなく、内部の効率を高めて儲ける方法にシフトしているところです。

新しい書棚です。

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もし歴史上の人物3人に会えるなら

もし歴史上の人物3人に(タイムマシーンか何かで)会えるとしたら、誰を選ぶかを考えてみました。

これはなかなか面白くて(また3人に絞るのが)難しい問題です。

まずパッと頭に浮かんだのが空海

空海は間違いなく、日本史上における精神世界のトップクラスの人物です。

真言宗を確立し、高野山を開いた方でもあります。

私は浄土真宗曹洞宗臨済宗だと、その教義はよく分かっているのですが、真言密教のことは詳しく知りません(今後、勉強してまいります)。

ただ空海を崇める四国八十八か所巡りとか、空海が改修した満濃池とか、各地に空海にちなむ水源などがあり、単なる宗教家に留まらない魅力を感じます。

私が信奉しているのは神道ですが、もし仏教に帰依するとしたら空海に自分を委ねたい気がしています。

戦国武将には信玄、謙信、信長、秀吉、家康など興味深い人たちがいっぱいいるので3人には絞り切れません。

同じように明治維新にも吉田松陰西郷隆盛勝海舟など、きらめく如くの人物がいるのですが、キリがないので今回はパス。

逆にどうしても会いたい女性が2人います。

一人は額田王(ぬかたのおおきみ)。

「熟田津(にぎたづ)に船(ふな)乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな」や「あかねさす紫野(むらさきの)行き標野(しめの)行き野守は見ずや君が袖振る」という万葉集の歌だけは暗記しています。

教養も深い絶世の美女で、天智天皇天武天皇の両方に愛された方と言われています。

もう一人の女性は出雲阿国(いずものおくに)。

今も出雲大社の近くにそのお墓がありますが、歌舞伎の源流となった踊り手でもあります。

江戸時代に大ブームとなったその踊りを、ぜひこの目で見てみたいものです。

地味さは武器

不動産管理事業を行っていた時は「パトロール」と称して、街をひたすら回っていました。

回る手段はクルマや自転車や、あるいは徒歩です。

建築中の賃貸住宅や、駐車場に向いた空地を探し、あとで所有者を調べてアプローチするわけです。

この方法は相当効果的で、真面目に実践していくと、かなりの成果が得られます。

賃貸管理業をやめてからは、このパトロールを中断したままになっていました。

先日、久しぶりに1時間半ほど歩いて、街を見て回りました。

長い間おこなっていなかったので、街の色んな変化の発見がありました。

「街を知る」というのは、不動産業の基本だということを改めて認識しました。

私自身は営業の第一線からは身を引いているのですが、こういったパトロール、すなわちタウンウォッチングを継続してやっていくべきだと強く感じました。

地味だけど有益なのです。

若い頃からさまざまなセミナーや勉強会や会合に参加してきたのですが、果たしてそういったものがビジネスに有効だったかどうかは疑問です。

ヒントやアイデアを得ることができたことは勿論(もちろん)あるのですが、遊び人経営者の人脈に引っかかりそうになったこともあります。

自分を偉く見せようとして見栄を張ったり、会社の「メンテナンス」を“ほったらかし”にしたりしていると、やがて会社に魔が忍び寄ってきます。

逆に、私自身がコインパーキングをコツコツと掃除したり、タウンウォッチングを行ったりしている間は、たぶん会社がヒックリ返るようなことはないのではないかと思うのです。

「全然目立たないけれど、実は大儲けしている会社」が理想で、それを目指して頑張っていこうと思っています。

 

手帳で夢を引き寄せる

観察していると「仕事ができる人は手帳の使い方がうまい」というのは間違いがないようです。

「手帳をうまく活用する」と「将来を上手くコントロールする」とは、ほとんど同意語と言ってもいいのではないでしょうか。

手帳に記入したことはほぼ100%実現します。

これは当たり前のことであって「やる」か「やらない」かが分からないようなことで、手帳の日程を押さえたりはしないはずです。

逆に言えば「やりたいこと」を先に手帳に記入してしまえばいいわけです。

すぐにはできそうにはないようなことでも、半年後くらいに記入しておけば何とかなるのではないでしょうか。

今はデジタルの手帳を駆使している人が多いかもしれませんが、私の手帳はアナログの5年手帳。

5年手帳にしてから、もう3冊目ぐらいになります。

5年手帳にしてから運気も上昇し、仕事面でも生活面でも随分と充実してきたように感じます。

5年手帳だと、かなり先(来年以降)の予定でもホイホイと記入していけます。

これにより行動の範囲が相当広がりました。

私は約束の時間の20~30分前には行くようにしているのですが、着いた先での時間の余裕を利用して、手帳の見直しを行っています。

先の予定をチェックしていくと、思わぬことに気がついたり、新しいアイデアが浮かんだりすることがあります。

先のことを何度も手帳上でシミュレーションしているわけで、当日の行動にムダやミスがなくなります。

つまり「仕事ができる人」になるわけです。

手帳は日程をコントロールするだけでなく、夢も手元に引き寄せる力を持っているように感じるのです。