伊勢から東京クルマ旅 弥生編 その5

東京からの帰りも当然クルマなので(新幹線や飛行機などの)時間を気にしなくてすみます。

朝起きた時間に合わせて、支度(したく)したのち出発すればいいだけです。

今回は朝5時半に目が覚め、7時にスタートしました。

インバウンドの減少や、コロナ騒ぎや、朝からの雨などもあり、高速道路が空いていて、とても走りやすかったのです。

今回クルマの中で聴いたCDは8枚(語学と音楽を除く)。

クラウド・ファンディングで上場した起業家の講演会での話と、元雑誌編集長による「2020年のトレンドの予測」。

こういう話は、普段私のまわりでは聞くことができないので、非常に参考になります。

このような話を知っているのと知らないのとでは、何かの機会に大きな差となって現れると思うのです。

その他、日本古代史と、株のお話。

古代史のCD渡部昇一先生によるものですが、先日「マイ図書館」で本の整理をしている時に見つけたものです。

何度も聴いているのですが、今回も新鮮な気づきがありました。

株はお気に入りの講師のお話。

株の評論家やアナリストはいっぱいいるのですが、段々と自分と相性のいい人たちが分かってきます。

今回聴いたCDは、その「相性のいい人たち」です。

退屈することなく、ひじょうに面白かったのです。

今回のコロナ暴落で、私も大きな含み損を抱えているのですが、この時期を乗り越えたら、株に関しては、もう一度イチからやり直していこうと思います。

今回、東京のホテルで読んだ本は15冊(まあまあです)。

東京滞在中11食で、しかもそれぞれ好きな時間に食べていました。

家に帰ってから、クルマの掃除や靴の手入れや、荷物の片づけに計6時間かかりました…ああシンド。

 

 

 

伊勢から東京クルマ旅 弥生編 その4

実は今回、ミシュラン3つ星を連続で取っているお寿司屋さんに行く予定があり、楽しみにしていたのです。

そのお店はあまりの人気のため、もう新規のお客さんを取ることをストップしているそうです。

予約が取れないお店になったので、必然的にミシュランからもハズされることになりました。

私はある人から誘ってもらい、その予約が取れないお店に行けたというわけです。

メニューは「おまかせコース」だけで、全部で19巻のお寿司が次々と握られ出てきました。

そうすると全コースを食べ終わるのに30分もかからないわけです。

カウンターで10席ほどしかないのですが、ほかのお客さんも30分以内に食べ終わり、みんなサッサと帰っていくので驚きました。

今回は敢(あ)えて値段を書きますが、お酒も飲まないのに15万円!

人によっては安いというかもしれませんが、なんせ30分で5万円なのであります。

私は2度と行かない(行けない)と思いますが、少なくとも今後10回は話のネタにし、元を取りたいと思っています。

そういう意味では、いい経験でありました。

ホテルへ帰り、部屋でパソコンに向かったのですが、インターネットがどうしてもつながらないのです。

1時間も頑張ったのですが結局ダメで、もう私の技術ではムリだとギブアップし、誰かに助けてもらおうと、ホテルのフロントへ行きました。

すると「夕方から全館インターネットが断絶中」とのことでした。

東京の一流ホテルでもそんなことがあるのですね。ビックリ!。

とりあえずは原因が分かりホッとしました(私のパソコンの不具合ではなかったのです)。

ネットが通じないと、本当に何もできないことがよくわかりました。

東京滞在中に語学のオンライン・レッスンを受けるつもりだったのですが、(ネットがつながらないのでやむを得ず)そのキャンセルをしようと思ったら、やっぱりネットがなければできないことに気がつきました。

夜の11時ごろに、やっとネットがつながりました。

メデタシ、メデタシなのです。

 

 

 

伊勢から東京クルマ旅 弥生編 その3

東京では毎回同じホテルに宿泊するのですが、今回はコロナ・ウィルスのため、かなり様子が違っていました。

ホテル内のレストランでも営業時間を短縮したり、あるいは閉鎖したりしているところもありました。

サウナやプールも閉鎖です。

いつもは賑(にぎ)わっているロビーやラウンジも閑散としていて、こういう状況が続けば、日本経済は相当マズイなというのをビジュアルで体感しました。

話は変わるのですが、東京で半日人間ドックを受けました。

地元にいる時よりも東京の方が、まとまった時間が取れるのです。

日比谷という土地柄、検診に来るのが男女ともに「働き盛りの」人たちが多く、いつも病院で目にする年寄りの集団は見かけませんでした。

またキレイで明るいスペースなので、いわゆる「病院臭さ」は全く感じませんでした。

検診用の(パジャマのような)服に着替え、あとは次々と名前を呼ばれる場所に行けばいいだけで、オートマチックで実に効率的でした。

各検査で自分自身の「老い」を自覚することも多く、ちょっぴりガックリもしました。

例えば視力などは若い頃は「2.0」だったのに「0.6」でありました。

身長に至っては、自分が記憶している身長よりも3.5cmも低かったのです(これはショックですよ)。

95歳までバリバリの現役で働く」つもりですが、その頃には10cmぐらい背が小さくなっているかもしれません。

たまたま検診には3食抜いた状態(前日の昼食、夕食、そして当日の朝食)で行き、お腹まわりが痩せていたはずなのに、医師から「ウェストはぎりぎり(肥満ではなく)正常値の範囲です」と言われました。

ということは、普段は完全に異常値なのであります。

この辺の対策も「何とかせねばならぬ」と強く感じた点です(たぶん今後ブログでも、その辺のことをウダウダ書いていくはずです)。

 

 

伊勢から東京クルマ旅 弥生編 その2(写真特集)

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大津サービスエリアで琵琶湖を望む

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早朝、伊勢神宮・内宮の正式参拝に向かいます。

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伊勢外宮「神泉」

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東京に到着。

東京のホテルの今月のフラワーアレンジメント。f:id:deguchi:20200305231543j:plain

ちょっと夜の散歩に行ってきました(正面は東京駅)。

ここは結婚写真を撮るためのスポットのようです(右下)。

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東京のど真ん中にある、素敵なカフェ。

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伊勢から東京クルマ旅 弥生編 その1

コロナ騒動の影響で、伊勢神宮も空いているのではないかと思っていたのですが、昼間の参拝客はいつもより多いぐらいでした。

特に若い人たちが多く、逆に年配者のバスでの参拝客が皆無で、参拝客の平均年齢が一挙に若返った感がありました(平均年齢でいくと50歳ぐらい若返っているかもしれません)。

外国人の姿も見かけなかったのですが、神宮内だけでなく「おかげ横丁」も結構賑(にぎ)わっていました。

伊勢神宮はとても広いし、仮に自家用車でいくならばコロナ感染の心配はほとんどなく、こう言っちゃなんですが、今のような状況だと気晴らしの「穴場」であることは間違いがありません。

私は毎月伊勢神宮に行っているのですが、妻は年1回のお参り。

今回は一緒に参拝に行きました。

伊勢神宮の近くのホテルで1泊するのですが、着いた日の午後と、翌朝の2回正式参拝を行います。

2日目は早朝から羽織袴で参拝するのですが、気持ちがよりビシッとします。

ただしこれは11月から3月ぐらいの間だけで、それ以外の季節は着物を着ると汗ビッショリになり、あとの手入れが難しくなるので実行していません。

羽織袴を1人で着ることができるようになるまで、10回ほど人から教えていただきました。

また「数を着る」ということが大事で、羽織袴を着用するチャンスがある場合は極力着るようにしています。

今回も夕食ではアルコールを飲みませんでした。

そうすると食事が終わったあとも知的作業ができるのです。

本を読む余裕もあり、念のためホテルの部屋に2冊ほど本を持ってきたのですが、あっという間に2冊とも読んでしまいました(東京で読もうと思っている本は20冊ほどクルマの中に積んでいるのですが)。

禁酒を人に勧めるつもりは全くないのですが、知的生活のためには多少プラスかもしれません。

 

 

各仕事のコツ

40年近く「街の不動産屋」を営(いとな)んでいます。

街の不動産屋というのは、営業エリア内での不動産需要に対応すべく、結構いろんな不動産関連ビジネスをやっています。

仲介や管理がメインのところが多いようですが、各ビジネスによってコツというものがあるようです。

売買仲介のコツは「売り物件」をいかに集めて来るかに尽きるのではないかと思います。

買い客を追うのはそれなりに面白くもあるのですが、営業効率的に言って、努力の割に成果が乏しいような気がします。

売り物件をコンスタントに受託していけば、数字(契約)も読みやすくなります。

賃貸仲介は、いかにオーナーを獲得するかが勝負です。

ユーザーに物件を紹介・案内して契約を取る仕事は一見ハデなのですが、業績的には「物元(ぶつもと)」側にいる方がずっと利益が出やすように思います。

賃貸管理は一種のクレーム産業でもあるのですが、最初に具合の悪い人を入れないようにするのが肝要です。

感覚的には、3%くらいの具合の悪い人が、90%のクレーム・トラブルを起こしているように感じます。

つまり3%の人を排除すれば、トラブルの9割はなくなるということです。

中国では各人の「信用スコア」のようなものがあり、高得点になれば社会的に色んな特典があるようです。

こういう信用スコアがあれば、賃貸管理が随分楽になるのは間違いがなく、これだけは日本にも導入されていくことを願っています。

今の私のメインの仕事は「不動産オーナー業」なのですが、一番大切なポイントは「資金のバランス」だと感じています。

 

 

いい買い物

東京のホテルで部屋をジュニアスイートに(無料で)アップグレードしてもらったことがあります。

その時、部屋に置いてあったリクライニングチェアに座って読書をすると、すこぶる快適に本が読んでいけました。

今まで何回かリクライニングチェアに座ったことはあるのですが、今回は自分の書斎でも使ってみようという気になりました。

「機が熟した」のですね。

大きな買い物だし、もし買って「書斎の邪魔になったらどうしよう?」という心配もあり、百貨店の家具売り場でジックリと品選びをしました。

私は買い物をする時、パッパと決め、あまり迷って時間をかけることはありません(実は不動産でもそうなのです)。

が、今回は珍しく時間をかけました。

おかげで書斎に入ったリクライニングチェアは何の違和感もなく、部屋になじんでいます。

家でもリクライニングチェアを使って本を読むと、どんどん読めていくのです。

昨夜も12冊ほど読みました。

机に座って本を読む時は、読書の合間にネットや将棋で「遊んで」しまうことがあるのですが、リクライニングチェアだと体をリラックスさせて本に集中するだけなので「本が進む」のだと思います。

あまりに気持ちよく「寝てしまう」懸念も無きにしも非ずなのですが、今は早寝早起き型の生活をしているので、眠くなったらサッサとベッドにもぐりこむだけです。

このリクライニングチェアは、私の人生後半戦の友、それも親友になりそうな気がしています。

同じようにクルマも2年前にSUVに買い替えたのですが、これもまた私の「旅のよき友」になっています。

リクライニングチェアにせよ、クルマにせよ、今では完全に自分の一部になっており、いい買い物をしたものです。

本文とは関係ありません。

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