伊勢から東京クルマ旅 その7(最終回)

今回の東京クルマ旅は、ちょっとショックなことが2つありましたが、それらも含めて勉強になりました。

これからの時代はスマホなしでは生活できない時代になるというのを実感しました(今でもそうかもしれませんが)。

スマホができないと、街の中にいながら仙人のような生き方をせざるを得ないのです。

セミナー会場に行ったところ、肝心のセミナーが何もない(そして誰もいない)というのも初めての経験で、それなりにショックでした。

フランチャイズショーでは「もしやるならコレ!」というのを見つけたのですが、そのためにも“ひたすら”お金を貯めていきたいと思います。

今の時代はIT関連企業を中心に、いきなり「大成功」を収めるところが少なくありません。

松下幸之助本田宗一郎の生涯だと理解できるのですが、今の時代はあっという間に上場したり、また躊躇なく自分が作った会社を売ったりすることが日常茶飯事で行われ、こうなるとちょっとついて行けなくなってしまいます。

クルマの中で経営者セミナーのCDを聴いていても「ほんとうにみんな凄いなぁ」と思うと同時に「自分にはちょっとムリだなぁ」と感じることがあります。

「友がみなわれよりえらく見ゆる日よ花を買ひ来て妻としたしむ」といった心境になることがあるわけです。

しかし私の場合、生涯2つのことを貫いていけば、なんとかなるということに気がつきました。

一つは「毎月の伊勢神宮参拝」、もう一つは「月200冊の読書」です。

神道と読書」こそ、自分を活かす道であることを確信した次第です。

叙々苑 銀座並木通り店

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伊勢から東京クルマ旅 その6

あまりにアホっぽい話なので、書くのも憚(はばか)れるのですが、東京にいる間にこんなことがありました。

あるセミナーにだいぶ前から申し込み(振り込みも終えています)、指定された場所に時間通り(正確には50分前)に行きました。

そこは渋谷の小さなビルだったのですが、その階に行っても誰もいないのです。

女性講師のセミナーだったのですが、ひょっとして先方がスッカリ忘れているのではないかと思いました。

本も何冊か出している著者なので、まさか新手の詐欺ではないだろうとは思ったのですが、騙されていないという自信はあまりありません(その講師は写真ではかなり美人で、写真で釣ってカモにする手です)。

その事務所に電話したのですが、誰も出てきません。

留守電にスイッチしたので、要件を入れておきました。

ブログのネタとしては面白いかもしれませんが、とりあえず大ショックです。

渋谷の街はゴチャゴチャしていて、あまり好きになれず、タクシーに乗って早々にホテルに戻りました。

私は想定していたことと違う現象が起きた時、「これは何を意味しているのだろう?」とか「神さまのご意思は何だろう?」と考える癖がついています。

これはやはり「余った時間でジックリ本を読むべし」という神さまのアドバイスではないかと考えました。

そうこうしているうちに、当の女性講師から電話が入って来て「セミナーの場所が変更になっていたのに、担当のスタッフが辞め、それを伝えるのを忘れていた」とのこと。

「アーメン、チーン」という感じであります。

その講師のセミナーは「潜在意識の活用」がテーマなのですが、潜在意識の前に「普通の意識」をもっとマトモにした方がいいような気もします。 

一連の現象にあまり感情を乱すことがなかった自分をほめてやりたい気がしています。

が、あとで猛烈に腹が立ってきて、やっぱりそんなに人間ができていなかったことがよく分かりました。

 

 

 

 

伊勢から東京クルマ旅 その5

最初見に行ったフランチャイズショーでは「売り込み」がキツかったのですが、あとでまわった店舗や防犯や建築の展示場では全くそんなことがありませんでした。

業態による「社風」のようなものがあることを肌で感じました。

私は不動産はベテランですが、建築そのものに関わったことはありません。

もし建築を本業とする人には、店舗や建築建材の展示会はさぞ面白いだろうなと、歩き回りながら思いました。

「リテールテック」のエリアでは、主に顔認識の技術が展示されていました。

この分野では多分中国が最先端を行っているのではないかと思います(監視社会という意味も含めて)。

中国で5万人が集まるイベントがあり、そのときに指名手配犯が1人紛れ込んでいたそうです。

が、人物認識システムで、あっさりと捕まえることができたと、本で読んだことがあります。

このシステムを応用すると、人物だけでなく、クルマなどの動きも細かく捉(とら)えることができ、今後急激に進化していく分野であることは間違いありません。

また無人店舗化への対応システムも多く展示されていました。

今後は、現金では買えないキャッシュレス店舗や、店員がいない無人店舗が、当たり前のように街に出現していきそうです。

ここでも「時代に取り残された老人になってはならない」と危機感を感じました。

それにして溢(あふ)れんばかりの人の多さには驚きました。

すべてビジネスに関係した人たちで、芸能ファンが集まっているわけではないのです。

歩き回り、お腹がすいたので午後4時ごろに、ビッグサイトの食堂で晩ごはんを食べました。

ノドもカラカラだったので、大ジョッキでビールを2杯。

ビールでもって「本日終了」。

ホテルに帰って寝ます。

 

 

伊勢から東京クルマ旅 その4

東京ビッグサイトでは、フランチャイズショーのほかに建築建材や照明や防犯や店舗内外装などの展示会が同時に行われていました。

どうやら主催者は同じで、一つの入場パスで、すべての展示会に入場できたようです(あとになって分かりました)。

私はフランチャイズショーで十分満足したのですが、せっかくだから他の展示会も見学していくことにしました。

午後から物凄く人が多くなり、受付だけでも30分以上かかるような行列になってきました(もっと後だと1時間はかかりそうでした)。

既に持っているフランチャイズショーのパスで入れることを知らず、行列に並んでやっと受付のところまで来たら「先にスマホで登録していなければ入れません」とのこと。

で、「スマホで『日経メッセ』と入れれば簡単にできるのでやってください」と言われ、せっかく数十分並んだのに、また一からやり直しということになりました。

私は電話だって週に1回使うか使わないか程度で、普段からスマホをほとんど手にしません。

嫌な予感はしたのですが、トライはしたものの、案の定スマホで登録なんてとてもじゃないけどできないのです。

普段パソコンは使い慣れているので、ローマ字入力はできるのですが、スマホの入力自体が私には難しいのです。

今後こういった場面が増え「スマホ難民」になることが多くなるのではないかとゾッとしました。

3,000円払えば当日券が買えるという窓口があり、さすがにそこは誰も並んでおらず、結局はそこで入場券を購入しました。

その窓口でも「3,000円払うのはモッタイないから、スマホで登録したほうがいいですよ」と言われたのですが、できないものはできないのです。

今まで数十年間、秘書的な役割をするスタッフに、細々(こまごま)したことをすべてやってもらってきました。

従って1人では何もできないのです。

95歳までバリバリの現役で働く」意気込みはいいけれど、時代にポツンと取り残された老人の姿が浮かび、ちょっと落ち込んだのであります。

 

伊勢から東京クルマ旅 その3

東京ビッグサイトには“ちょくちょく”行くのですが、今回はフランチャイズチェーンショーを見に行きました。

フランチャイズには実にさまざまな種類があるものです。

ラーメン店、ホテル、教育塾、コインランドリー、ハウスクリーニング、便利屋、マッサージ店、不動産店、複合カフェ、トランクルーム、ブランド品等買取店、スイーツ店等々。

仮に当社がこれらのフランチャイズチェーンの加盟店になるにしても、当社の運営能力や資金量や、あるいは相性などによって絞り込んでいかなければなりません。

飲食業は人手不足が叫ばれている今、たぶん最も難しい業種になると思います。

貴闘力焼肉屋さんというのもあり、ちょっと(力士時代の)ファンではあったのですが、今回はパス。

APAホテルのような有名なホテルのブースもあったのですが、人の運営や管理は今の私の最も苦手とするところで、もし当社が参加するとしたら建物を貸すという立ち位置になると思います。

今回まわった中で一番可能性があるのは、トランクルームとコインランドリー。

中でも、あるコインランドリー運営会社との出会いは3回目で、こうして段々とご縁が深まっていき、どこかの時点で本格的な実行ということになるのだと思います。

その時にはお互いの信頼感もできているはずです。

今の当社のメインの事業のコインパーキングも、そのような流れで進んできました。

いずれにせよ、フランチャイズショーは“なかなか”面白かったのです。

次の一手」を探すには絶好の場でもあるように思います。

1年後、またフランチャイズショーを見に来たいと思っていますが、その時には新しい何かを始めているかもしれません。

 

 

伊勢から東京クルマ旅 その2

伊勢神宮への早朝参拝を終え、いったんホテルに帰り、朝食をいただきます。

前日の晩ごはんはいつも夕方6時に取り、次の日の朝食は9時半。

参拝の関係で、だいぶ時間が空きます。

夕食も朝食も美味しいので、伊勢へ行ったあとは必ず体重が増えています。

今回は伊勢から自宅へ帰らず、そのまま東京へ向かいました。

午前11時に伊勢をスタートし、東京に着いたのが午後7時半。

8時間半かかり、宝塚から直接東京へ行くのとあまり変わりませんでした。

伊勢では快晴だったのに、東京へ行くまでの途中、雷まで鳴る激しい雨に出会いました。

クルマの中では例によって経営セミナーのCDを聴いていたのですが、今回も物凄く勉強になりました。

世の中にはエライ人たちがいるものだと、ほとほと感心しながら聴いていました。

今回の東京の目的は2つ。

一つは東京ビッグサイトであるフランチャイズショーを見に行くこと。

もう一つは潜在意識セミナーに参加することです。

本を読み、その著者がセミナー(セッション)をしていることを知り、ネットで申し込みました。

どんな内容かも分からないのですが、もう振り込みも済んでいるので、しっかりと受講し、何かを得て帰るのみであります。

もう一つほかに、息子夫婦との食事も予定しています。

これも楽しみ。

気がついたことを、またブログで報告していきたいと思っています。

ホテルのロビー

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帝国ホテル東京「鮨源」

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伊勢から東京クルマ旅 その1

 いつもは1人で行っている伊勢神宮参拝ですが、今回は妻も一緒。

妻は年に1度の参拝です。

神宮内は広く、また冬は寒いので、1月や2月は防寒対策を十分にしていきます。

が、3月ともなれば寒さも和(やわ)らぎ、ぐんと参拝しやすくなります。

神宮参拝で定宿にしているホテルが1年前から予約できるので、月が替わるごとにせっせと1年後を予約していっています。

一度決めた参拝日を、他の予定が後で入ってきたからといって変えることはまずありません。

神さまとのお約束を反故にするような気がするからです。

ということで1年後の参拝日がすべて決まっているので、その日にならないとどんな天候になるかの予想はつきません。

今まで台風のド真ん中で参拝したことが2回あります。

その時は吹きすさぶ雨の中、下着までズクズクになりました。

正式参拝なので黒の略礼服を着てネクタイもしていきます。

外宮と内宮を参拝すると、1万歩以上歩くと思うのですが、真夏は汗で“やはり”下着までズクズク。

初日の午後と2日目の早朝と、2回参拝するのですが、その時はズッシリと重くなった2着のスーツを持って帰るということになります。

今回は伊勢参拝を終えたあと、私はクルマでそのまま東京へ向かい、妻は近鉄特急で自宅に帰ります。

内宮の中に子安神社という木花咲耶姫(このはなさくやひめ)をお祭りした小さなお社(やしろ)があります。

今回はこの神社にお礼を申し上げることがあり、懇(ねんご)ろにお参りしました。 

*伊勢外宮神泉「伊せ吟」

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