これまた東京クルマ旅 その4

東京へ出てくると、不思議なことに自然に11(夕食のみ)となるのです。

ムリしてそうしているわけではなく、なんとなくそうなってしまいます。

テレビもほとんど見ません(家でもそうですが)。

アポイントを取っている人や、予約している場所に出かけることが多いのですが、ホテルの部屋に帰ってからは“ひたすら”デスクワークや知的作業をしています。

じっくり考えるべき課題があるのに、普段バタバタしてなかなか時間が取れないことが多いのですが、ホテルという非日常的な場所に1人で身を置き、何泊かしていると、いつの間にかそういった課題に対面している自分を発見します。

距離的にも東京あたりが一番いいようで、大阪だと近すぎて非日常感が薄れ、あるいは海外だと勝手が違うことが多く、意識が集中できないことが少なくありません。

今までの会社の態勢をガラリと変えなければいけない事態になったのですが、東京行きはずっと前から決めていました。

アポイントもいくつか取っているのでヤメるわけにはいかず、予定通りに行くことにしました。

「今後どうしていけばいいのだろう?」という思いや、私自身の心の整理もあり、東京行きがちょうどいい「時間的スポット」を与えてくれたように思います。

人生や経営の分岐点と言うのは必ずあるのですが、今がその一つであることは間違いがないと思います。

ロビーのフラワーアレンジメント

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【 帝国ホテル東京「すし源」 】

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これまた東京クルマ旅 その3

一度銀座の高級理容店に行き、そのレベルの高さに驚いたことがあります。

その興味の延長で「銀座 アンチエイジング」と検索してみました。

するといくつかの美容医院が出てきたのですが、その中でメンズコーナーがある医院に予約してみました(男性用がないと気後れしてしまいます)。

クラブラウンジのような場所で受付(面談)し、好きな飲み物も出てきました。

スタッフの人たちの接客レベルも高く、すべてが一流ホテル並み、と言うか超えていました。

自分が大切に扱われているのがわかると、ついつい財布のヒモが緩(ゆる)むことにも気がつきました。

この医院にある「メニュー」の中で、自分が施術してもらえるものは、すべてしてもらおうという気になりました。

で、実際にやってもらったのは「高濃度ビタミンC点滴」、「血液クレンジング」、そして「シミ治療」の3つ。

血液クレンジングというのは、少量の血液を採取し、そこに医療用オゾンを投与して活性化した血液を体内に戻すというものです。

シミ治療は機械でシミを取るというもので、怖かったし、かつまた痛かったのであります。

治療のあと顔中が絆創膏だらけになり「マスクをしないと街を歩けない状態」で、やったことをちょっぴり後悔しました。

が、その医院にはまた行きたい気持ちになっています。

 

 

 

これまた東京クルマ旅 その2

東京へクルマで向かう場合、朝早く出ないと夕方までに到着しません。

が、ビートとの散歩や掃除などをこなしていると、スタートが午前11時になってしまいました。

そうすると私の運転の場合、9時間かかるので夜の8時到着ということになります。

ちょっと出発が遅すぎたようです。

しかしながら天気も良く、渋滞もなく、実にスムーズなドライブとなりました。

途中、富士山も見ることができ、とてもラッキーでした。

多い時は途中3回ぐらいパーキングエリアで寝ることがあるのですが、今回は30分の睡眠1回だけでした。

実際にかかった時間も8時間と「自己最高新記録」。

運転中に聴いたCD6枚。

いつものことながら勉強になりました。

クルマでの1人旅は実に気楽です。

電車や飛行機の時間に束縛されることもなく、人に気を遣うこともなく、自分のペースで自由自在。

ホテルだけは予約しているのですが、極端なこと言えば、その日のうちに到着すればいいわけです。

今回のドライブ中に不思議な体験をしました。

何回目かの休憩で岡崎サービスエリアの広い駐車場に止め、クルマを出た途端、ものすごい幸福感に全身が包まれました。

神社でも経験したことがないことです。

思わず「幸せだなあ。ありがたいなあ」という呟(つぶや)きが出ました。

ホテルには予想よりも早く、夜7時に到着しました。

ホテルの寿司屋に入ると、タレントのピーコさんが1人で座っていました。

ここで会うのは2回目です。

 

これまた東京クルマ旅 その1

CDをたっぷり用意して、クルマ旅に出かける時はうれしいですね。

「ルンルン」という言葉がピッタリです。

CDはあらかじめお金を支払って購入したものです。

内容は「投資」、「経営」、「世界情勢」、「歴史」など。

むろん「語学」や「ミュージック」も抜かりなく積んでおります。

一流の講師が語る内容は実に勉強になることが多いのです。

私のクルマには「衝突防止システム」や「一定速度運転システム」がついており、おまけに高速道路では左側車線を制限速度内で走っているので、CDに意識を集中することができます。

クルマの中が一挙に学びの場に変身するわけです。

聞き終えたCDは東京で働いている息子の元に送ります。

息子は通勤時にそれを聴いているようです。

本だと大体11,500円以内で買えるのですが、CDの場合は1枚平均1万円ほどでしょうか。

10枚持っていくとしたら、もうそれだけで10万円になりますが、それだけの価値は十分にあるように思います。

私の長距離運転はナビで示された時間の1.5倍かかります。

例えば自宅から東京までだと、ナビの場合は6時間ですが、実際かかる時間は9時間。

途中、かならず休憩し「熟睡」するからです。

運転席を倒してではなく、後部座席で横になって寝ます。

従って後部座席はフラットでなくてはならず、案外そういった車が少なく、クルマ選びの選択肢が極めて絞られます。

 

本のこと

ニトリ」や「星野リゾート」や「日本交通」や「H.I.S.」や「獺祭」などの社長たちが出演しているテレビ番組を見ました。

そうそうたるメンバーです。

大企業のサラリーマン社長ではなく、オーナー社長なので、みなさん個性が際立っています。

その自宅である豪邸も映っていたのですが、家のスゴさの割に書斎はショボかったのです。

置いてある本の冊数もたいしたことがありませんでした。

それを見て最初に思ったのが「本を読まなくても、立派な経営ができるのだ」ということ。

また書斎と書庫だけは私の圧勝だったので「こういう立派な社長さんたちに対し、何か一つだけでも勝てるものがあってよかった」という思いも持ちました

「あるテーマのことを突き詰めたいと思ったら、それについて書かれた本を5冊読みなさい」と述べた著者がいます。

しかし5冊では足らないのではないでしょうか。

私に言わせれば「少なくとも100冊読むべし」であります。

テーマによっては100冊も書かれた本がない場合があります。

ならば手に入る本はすべて読んでしまえば、それでO.K.

司馬遼太郎は一つの小説を書くのに、それに関連した本をトラック1台分購入しました。

司馬遼太郎が新しい小説を書くごとに、古本屋街から、そのテーマの本がなくなるという現象もよく起こったそうです。

 

高く買って、長く持つ

株は「安く買って、高く売る」のが原則ですが、「売らずにずっと持っておく」のも一つのやり方だと思うのです。

ずっと持っている間、会社が倒産したり、配当がなくなったりしてしまうと大変なので、そこはやはり潰れそうではなく、配当利回りの高い銘柄を選ばなければいけないと思います。

会社にとっても、自社の株を投機の対象にされるよりも、株主がファンとなってずっと持ち続けてくれる方が、うんとうれしいはずです。

従ってインカムゲイン目的の長期投資が、私の株式投資の基本スタンスです。

株価の上がり下がりに一喜一憂しなくてすむのも、大きなメリットです(その分、本業に集中できます)。

実際、株価が「高いか、安いか」なんてだれにも分からない話だと思うのです。

だから毎月一定額で、同じような株を少しずつ買い足していっています。

不動産投資だって「売ったり、買ったり」のキャピタルゲイン狙いではなく、縁あって購入した不動産を、ジックリと育てていく方式を選びたいと思っています。

いい不動産はほとんど売りに出ないし、また出ても高いのです。

私は不動産業を40年間もやっているので、掘り出し物がごくたまに出てくることも知っています。

が、それだってご縁がないと買えないのです。

「いいものを『高く』買って、長く持つ」を、私の不動産投資の行動指針にしたいと思っています。

所有不動産だって「お気に入り」のものばかりにしたいじゃないですか。

 

考えをまとめると…

人手の問題で、ここ23年続けてきた社内体制を変化させなければいけない事態になりました。

今後の態勢をずっと考え続けているのですが、ブログを活用して、少し考えを整理しようと思います。

長い間「街の不動産屋」を営んできたのですが、今のメインの事業はコインパーキングです。

すべて自社の土地で運営しており、その点が、土地を借上げて運営している他のコインパーキング会社と違うところでもあります。

集金・清掃も自分たちの手で行っており、キレイなコインパーキングを保持できていると自負しています。

が、この際、自分の手でメンテナンスが無理なくできる所のみに管理を絞り、他はアウトソーシングしようと思います。

ほかにも(マンションなどの)自社所有の収益不動産は、自分たちの手で管理していたのですが、これを機にそれらもすべてアウトソーシングしてしまおうと思っています。

私自身は「次の一手」に集中し、会社でのルーティンワークを極力減らそうと考えています。

半分冗談のように「週休4日制」を唱えていたのですが、本当にそのような状況になりそうです。

私の場合は、家で仕事をするか、会社で仕事をするか、あるいは出先で勉強をするかの違いだけで、要はずっと働いていたいわけです。

先日、株の専門家の本を読んでいたのですが、本当に色んな所へ見学に行き、勉強していました。

私も株式投資家として、例えばトヨタファナックなどへ積極的に見学に行こうと思います。

住宅展示場や分譲マンションのモデルルーム見学も勉強になったので、今後も足を運びます。

一方、参加する会は1つに絞りました。

本は相変わらず読んでいこうと思います。

語学の勉強も続けようと思います。 

愛車とともにフットワークよく、日本中を駆け巡ってみようと思うのです。